2025年度

積水化学工業株式会社製の透明フレキシブル電波反射フィルムの性能実験

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<実験企業>

積水化学工業株式会社
マイクロウェーブファクトリー株式会社

<実験概要>

東京都立大学日野キャンパス 4号館、5号館にて積水化学工業製の透明フレキシブル電波反射フィルムの性能実験をおこなった。
4号館1階にある基地局装置の近くに透明フレキシブル電波反射フィルムを設置し、電波の伝搬環境を変化させることにより、 SS-RSRPやスループットといった通信環境に関する指標を改善することが確認できた。

<使用電波>

ミリ波

<実験場所>

日野キャンパス 4号館、5号館

<実験までの流れ>

2025 年 05 月 22 日 午前 9 時 00 分 実験開始

2025 年 05 月 23 日 午後 5 時 00 分 実験終了

<本学の実験協力>

5G 端末 ((RAKU+)貸し出し

ミリ波対応メタサーフェス反射板の効果確認試験

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<実験企業>

リンテック株式会社

<実験概要>

B1 ギャラリーにてメタサーフェス反射板を用いた電波強度の向上効果を確認した。 アンテナの正面に弊社メタサーフェス反射板を設置し、20°の方向にある受信機における 28GHz の受信強度を測定し、反射板設置によって強度が向上することを確認した。

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28GHz のアンテナと正対し、且つ設置位置から 20°の方向に支柱があるように メタサーフェス反射板(サイズ1Mx1M)を設置した。 このとき、アンテナーメタサーフェス反射板間距離が 17M、 メタサーフェス反射板-支柱間距離が 10M であった。 支柱の真後ろ(アンテナが隠れる位置)における電波強度は、メタサーフェス反射板がない 環境では-95dBm であったのに対し、メタサーフェス反射板設置後は約-75dBm 以上で あったことから、メタサーフェス反射板によって電波の届かないエリアを解消可能である ことを確認した。

<使用電波>

ミリ波

<実験場所>

2号館B1ギャラリー

<実験までの流れ>

2024年7月 本学フィールド見学

2024年2月12日 実証実験(1日)

2025年5月26日 実証実験(1日)

2025年6月17日 実証実験(1日)

2025年9月4日 実証実験開始  9月5日 終了

2025年9月24日 実証実験開始  9月25日 終了

2025年9月29日 実証実験開始  9月30日 終了

<本学の実験協力>

5G 端末 ((RAKU+)貸し出し

「ローカル5G環境における四足歩行ロボットの実証実験」

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<実験企業>

株式会社Liberaware
TIS株式会社

<実験概要>

「ロボットプラットフォーム構築」の実現に向けて実証実験を行った。

具体的には、四足歩行ロボットに搭載した、ローカル5Gとモバイル通信(4G/5G)の両環境にて、それぞれ下記項目の検証を実施した。

・ リアルタイム遠隔監視に耐えうる通信環境がローカル5Gで確保できるか

-       ロボットに搭載した360°カメラを用いてリアルタイムで映像をサーバーに伝送し、遠隔監視に耐えうる映像品質・遅延・速度を得られるか

・ ロボットに搭載されたセンサーで自律的に走破できるか

-       壁や障害物を認識しながら、人間と同様に屋外/通路/階段を走破できるか

結果、ローカル5G環境とモバイル通信環境とを比較して、ローカル5G環境の方が映像のフレームレート欠損や撮影した映像の劣化が少なく、通信遅延も低く抑えられており、遠隔監視に耐えうる通信優位性の確認ができた。
また、ロボットのカメラや各種センサーの性能も良好で走破性についても問題が無いことが確認され、大規模施設においてもローカル5Gを活用したロボットプラットフォーム構築が実現可能であると明らかになった。

<使用電波>

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ミリ波

<実験場所>

日野キャンパス2号館(B1ギャラリー、2階講義室前通路、外周)

<実験までの流れ>

2025年12月24日 打合せ

2026年2月4日 本学フィールド見学

2026年3月9日、10日 実証実験

<本学の実験協力>

5G 端末 ((RAKU+)貸し出し

5G活用アイデアソン2025:【ボリュメトリックビデオの新しいユースケースを創出する】部門優秀アイデア「Volu☆ME!を活用した遠隔授業」

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<実験企業>

株式会社クレッセント
TIS株式会社

<実験概要>

2025年12月21日、5Gを活用した企業の製品・サービスの新規活用アイデアを創出する『5G活用アイデアソン2025 Create the Future -よりよい未来を創造する-』を開催。二つあるテーマの内、「ボリュメトリックビデオの新しいユースケースを創出する」部門で優秀アイデアに選ばれた学生グループと、株式会社クレセントとの共同実験として行われた。
優秀アイデアに選ばれたグループCは、「スポーツ指導において、遠隔地にいるトレーナーと受講者間で細かな動作やフォームの違いが分かりづらく、十分なFBや臨場感のある指導が難しい」という課題をもとに、アイデアを考案。

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この学生アイデアをもとに、実証内容をメンター企業である株式会社クレッセントと検討。その結果、5Gの優位性を検証することを目的とした「遅延差分」の実証と、アイデアの実用性を検証する「体験」の実証を行った。

●実証

①Teamsを用いてゴルフトレーナーによる講義を配信し、受信用PCでは従来の2D映像を視聴する。受講者はゴルフクラブを持ち、フォームを実際にとりながら5分間講義を受ける。

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②Volu☆ME!で生成された3Dモデルを配信用PCから配信し、受信用PC上に表示されるまでの時間をデジタルタイマーで計測

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③4GポケットWi-FiからL5Gに接続を切り替え、上記の②~③の手順を同様に実施。

●結果

今回、4GおよびL5G(ミリ波)通信環境下におけるリアルタイム配信時のバッファリングおよび画面表示までの遅延について比較検証を実施した。配信に使用したデータは同一内容・同一サイズ(配信ビットレート2.8Mbps、ファイル容量約1260MB/1時間換算)の3Dモデルデータとし、PC間の受信速度性能のみを差分検証対象とした。その結果、4G環境下では配信用PCから受信用PCへの画面表示までの遅延が約14秒発生したのに対し、L5G(ミリ波)環境下では約4ミリ秒と大幅に短縮された。

<使用電波>

ミリ波

<実験場所>

2号館講義室A・B

<実験までの流れ>

2025年12月21日 アイデアソン開催

★開催後、学生とクレッセントさんとの間でテーマ確定

2025年1月初旬~学生、企業間で実験に関して起案、準備。

2025年2月28日実証実験

<本学での実験協力>

5G 端末 ((RAKU+)貸し出し

5G活用アイデアソン2025:【アバターロボット(疑似対面・遠隔操作ロボット)の新しいユースケースを創出する】部門優秀アイデア「アバターロボットを活用した模擬デート」

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<実験企業>

iPresence株式会社
TIS株式会社

<実験概要>

2025年12月21日、5Gを活用した企業の製品・サービスの新規活用アイデアを創出する『5G活用アイデアソン2025 Create the Future -よりよい未来を創造する-』を開催。二つあるテーマの内、「アバターロボットの新しいユースケースを創出する」部門で優秀アイデアに選ばれた学生グループBと、iPresence株式会社との共同実験として行われた。
アバターロボットグループBは「緊張しやすく自分らしく振舞えないという悩みや、そもそも出会いがない」という課題に対し、「アバターロボットを活用した模擬デート」のアイデアを発案。アバターロボットを介した匿名での異性マッチングから始まり、デートスポットをロボットで疑似体験することにより、対面時の緊張や不安を軽減し、自分らしくコミュニケーションすることを目的としている。また、アバターロボットを介して事前にお互いの雰囲気や相性を確かめることで、ミスマッチを防ぎ、より安心・安全に新たな出会いを創出するという点も提案の趣旨だった。
この学生アイデアをもとに、実証内容をメンター企業である株式会社iPresence株式会社と検討。その結果、5Gの優位性を検証することを目的とした「遅延差分」の実証と、アイデアの実用性を検証する「体験」の実証を行った。

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●実証

〇「速度」の検証
 今回、4Gおよび5G環境下において、タイマ表示用PCの画面とアバターロボット上に表示されたタイマ画面の時間差を測定し、通信方式による遅延度合いの違いを検証した。測定結果として、4G環境下では遅延差分の平均値は1.018秒、5G環境下では0.799秒であり、5G環境では4G環境と比較して通信遅延が約0.22秒(約21%)短縮されることが確認できた。通信方式の違いによる遅延度合の改善が見られたものの、理論値ほどの伝送速度の差異が確認できなかったため、端末性能やアプリケーションの処理、通信環境などの条件の影響を受けている可能性があることが示唆された結果となった。

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●体験

①       男女別でアバターロボットデート被験者用教室に分かれ、それぞれのPCからカメラOffでTemiミーティングに入室
②       お互いの入室を確認後、進行役のアナウンスで5分間程度自己紹介や軽い挨拶を行う
③       挨拶終了後、被験者同士でTemiの「カメラ視点切替担当」と「操縦担当」を決め、クイズが貼付されたパーテーションを確認する
④       TemiのカメラでクイズのQRを読取り、お題に沿ってクイズに回答する
⑤  進行役から回答終了のアナウンスがあり次第、クイズ回答をやめお互いにデート体験の感想を共有する

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<使用電波>

ミリ波
Sub6

<実験場所>

2号館B1ギャラリー

<実験までの流れ>

2025年12月21日 アイデアソン開催

★開催後、学生とiPresenceさんとの間でテーマ確定

2025年1月初旬~学生、企業間で実験に関して起案、準備。

2025年2月21日実証実験

<本学の実験協力>

5G 端末 ((RAKU+)貸し出し

通信障害が発生する環境下において、安定した運行を維持するための通信インフラの有効性を検証・確立する

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<実験企業>

Industry Alpha株式会社
株式会社キャンパスクリエイト

<実験概要>

本試験は、3階建てのビル内(日野キャンパス4号館)において、自律移動ロボット(AMR)の運用を想定した、各種無線通信ソリューションの比較評価を行った。
3階に親機を設置した条件下で、1階から3階までの全フロアにおける到達性と品質を検証し、結論として、「ローカル5G」が最も高い通信性能を示した。

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また、コストと広域性のバランスに優れていたのは「WiFi HaLow」であり、一方、一般的な「WiFi 2.4GHz」は遮蔽物に弱く、単体での広域移動には不向きであることを確認した。

<使用電波>

Sub6

<実験場所>

日野キャンパス4号館通路

<実験までの流れ>

2026年3月4日 実証実験

<本学の実験協力>

5G 端末 ((RAKU+)貸し出し

「ミリ波移動中継局の評価」

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<実験企業>

株式会社Visban
株式会社 キャンパスクリエイト

<実験概要>

1号館に設置されているミリ波基地局単体の伝搬特性を計測するために、見通し環境および見通し外環境のカバレッジ計測を行った。計測結果より、見通し環境では良好な通信特性が得られた。しかし、見通し外環境では、見通し環境と比べて建物などの影響で通信特性が劣化することを確認することができた。

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総務省より実験試験局免許の交付後、1号館の屋外実験においては、見通し外環境にて、3号館・4号館の側面および4号館の背後まで、ミリ波のカバレッジ拡張をすることができることを確認することができた。また、複数の中継機を用いたマルチホップの伝送実験を行い、スループットの向上を確認することができた。
屋外からの電波を屋内へ届ける実験において、従来のLTEカバレッジのみが存在していた屋内エリアへミリ波のカバレッジを拡張できることについても確認できた(2026年3月)。

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<使用電波>

ミリ波

<実験場所>

日野キャンパス4号館外周

<実験までの流れ>

2025年5月21日 顔合わせ

2025年6月10日 実証実験打ち合わせ

2025年8月27日 実証実験開始

2025年11月14日 実証実験

2025年12月17日、24日 実証実験

2026年1月15日、19日 実証実験

2026年2月6日、10日、13日 実証実験

2026年3月16日、18日 実証実験終了

<本学の実験協力>

5G 端末 ((RAKU+)1台 貸出
FCNT 1台 貸出

「電動バイクの走行情報の取得」

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<実験企業>

株式会社ICOMA①

<実験概要>

電動モビリティにローカル5Gユニットを組み込み、GPSログや車体周辺情報の取得と活用が可能かを検証する。

1.    弊社電動モビリティtatamoの車両本体部分左側パネルにデータ収集及び送信用PCを設置。GPS、角度センサー、カメラを車両本体に設置し、取得したデータをPCに集約するようにシステムを構築

2.    上記PCと貸与いただいたローカル5G端末をLANケーブルにて接続し、データ送信ができる状態を構築

3.    データ受信用サーバーを、別PCで構築。これもローカル5G端末をLANケーブルにて接続し、データ受信ができる状態を構築
      上記tatamoの試乗会を実施し、走行時のログ(GPS、角度センサー、カメラのデータ)を受信用サーバーにて取得できることが確認できた。

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<使用電波>

ミリ波

<実験場所>

日野キャンパス6号館外周

<実験までの流れ>

2026年2月20日 接続テストのため、本学来訪

2026年2月27日 実証実験

<本学の実験協力>

5G 端末 ((RAKU+)貸し出し