Urban Environmental Sciences

都市環境科学研究科

  • 南大沢キャンパス
都市環境科学研究科 キービジュアル

世界トップ水準の研究体制で、科学体系としての都市環境科学の確立をめざします。

都市環境科学研究科では各分野において世界をリードする国際的研究活動を展開しています。都市環境を構成する「人間」「物質」「エネルギー」「情報」「人工物」「自然」の各要素について、観測と解析を基礎にその相互作用を明らかにします。新たに公共政策の分野を加え、任意の空間・時間における各要素の変動予測・設計・制御が可能となる方法論の開発と社会環境を制御する政策・制度の分析により、持続・発展する都市を構築し得る科学体系としての都市環境科学の確立を目指します。

都市環境の構成要素に関わる専門的な研究領域とそれらが融合した新しい領域を対象に、先進的な研究を推進し、課題の発見・解決によりメガシティの将来を先導する人材の育成を行っています。

教育の方針

アドミッションポリシー

 都市環境科学研究科は、都市の文化を継承・発展させながら、安全・安心・快適な都市環境を持続的に発展・維持させるための学問体系を教授・研究する役割を担っており、多面的で複雑な都市環境の探究と課題解決に取り組むため、理数系・工学系科学から人文社会系科学にわたる6学域で構成されています。本研究科では、都市環境を構成する人間、物質、エネルギー、情報、人工物、自然の各要素を深く探究し、時空間変化や要素間の相互作用を解明する能力を培うことにより、都市環境の課題を発見し解決に貢献できる先導的な研究者や高度技術者などの人材を養成する教育を行っています。

 都市環境科学研究科では、都市環境の理想像を追究し、大都市の環境に関わる様々な課題の発見とその解決につながる先端的な研究や分野を横断する総合的・文理融合的な研究に取り組む意欲のある人を求めています。とりわけ博士後期課程では、研究成果を世界に向けて情報発信する意欲のある人を求めます。

専攻・学域

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地理環境学域

地理環境は、自然と人工物、さらに都市から地球に至る空間的広がりをもちます。過去から現在に至る地理環境と人間のダイナミックな相互関係を、異なる空間スケールで起こる現象相互の関連性を踏まえて解明することを目指します。

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都市基盤環境学域

「社会基盤」「環境システム」「安全防災」の観点から、都市基盤環境学を体系的に研究します。国内外の研究機関との連携研究や共同講義、さらにセミナーや実験・実習を通じ、主体的に課題を発掘し解決できる人材を育成します。

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建築学域

安全・快適・魅力的で環境負荷の少ない建築都市空間を創出する研究、建築物の諸問題に対する広範囲な研究などで学術と社会に貢献します。幅広い理論と技術を修得し、建築的問題を解決する能力と高い専門性を養います。

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環境応用化学域

地球環境と共生しながら、有限な地球資源やエネルギーのもとで人類や社会が持続的に発展していくために、応用化学や材料化学における先導的な役割を果たし得る創造的かつ問題発見・解決能力のある技術者・研究者を育成します。

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観光科学域

従来の観光学や観光政策論に加え、地理学や生態学などの理学的方法、都市工学や交通工学などの工学的方法、実践的なまちづくり手法、ITツールを駆使した観光情報・行動の分析や発信など情報学的方法から「観光」に対しアプローチします。

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都市政策科学域

ダイナミックな変化を遂げる現代の都市を文理横断的な視点から総合的に捉え、安全・安心・快適な都市のあり方を、空間・制度・社会など種々の面から解明・考究し、持続可能な都市づくりを実践できる人材を育成します。