理学研究科
- 南大沢キャンパス
高い研究力をベースに、自然科学の謎にチャレンジする活発な研究者を養成します。
理学研究科は、数理科学、物理学、化学、生命科学という基礎科学分野の4つの専攻からなり、宇宙理学、生命情報、超伝導理工学の3つの研究センターが所属しています。本研究科は、体系的・総合的な基礎知識の上に立ち、自然科学に関する様々な問題を発見し解決できる力を高めるための、特色ある教育プログラムを実践しています。特に、分野を超え、応用にもつながるような教育を積極的に提供し、それを通じて広い視野を持つ独創的な研究者や高度な専門家を育成することを目指しています。連携大学院の制度を活用して、国内のほかの研究機関の研究者とも連携しながら、大学院の教育と最先端の研究に取り組んでいます。理学研究科の研究は世界のトップレベルにあり、基礎的・基盤的研究をはじめ、その成果をもとに新たな応用展開を図ろうとする研究や、国が支援する大きなプロジェクト研究も数多く進めています。
教育の方針
アドミッションポリシー
自然科学の基礎的な知識と考え方を身につけているとともに、創造力と応用力を備えた研究者、教育者、技術者を目指す意欲のある人を求めます。特に博士後期課程では、研究成果を国際的に発信していく力と意欲のある人を求めます。
専攻・学域
数理科学専攻
代数・幾何・解析・応用数理の各分野における体系的理論の修得と、課題解決型テーマへの主体的な取り組みを通じて、現代数理科学の最先端へ誘います。理学系・工学系分野との交流により、視野の広い人材を育成します。
物理学専攻
素粒子、多様な構造を持つ物質から宇宙まで、自然界を広く対象とする物理学の高度な知識と研究能力を持ち、次世代の先端科学を担い得る人材、社会・環境における諸問題を科学の基礎に立って解決し得る人材を育成します。
化学専攻
物質の性質や変化を、電子の振る舞いによって理解するのが化学という学問です。配属された研究室での研究とともに、教室での講義を重視することによって、最先端の高度な知識を身に付けた研究者の育成を目指します。
生命科学専攻
遺伝子、細胞、集団、種、生態系など生命科学の広範な分野を対象に、動物、植物、微生物など様々な生物材料を用いて、基盤的、先端的双方の研究を行える多様性が大きな特色で、大学院生が自主的に専門家から学び、異分野間の交流も活発に行えるカリキュラムが整っています。2018年度から、東京都医学総合研究所等の教員を含めた応用生命科学領域を設置しました。