理学研究科
化学専攻
物質の性質や変化を、電子の振る舞いによって理解するのが化学という学問です。配属された研究室での研究とともに、教室での講義を重視することによって、最先端の高度な知識を身に付けた研究者の育成を目指します。
化学専攻について
化学とは、分子構造の変換を利用して新たな物質を創成し、その物質の構造、性質、反応性を探究することを目的とした、自然科学の中核を成すとも言える学問です。本専攻は分子物質化学専攻から名称変更し、化学の発展に寄与するという目的を引き継ぎました。一方、現代化学の応用範囲は化学材料や電子デバイスの開発のみならず、宇宙、地球環境、生命、医学・薬学など多様な分野に幅広くまたがっています。本専攻では無機・分析化学系、有機・生物化学系、物理化学系の3つの研究分野を設定し、幅広い分野で先端的な研究活動を行っています。また大学院においては、深い専門性に立脚して科学の最先端にある高度な知識を身に付け、同時に、専門を超えた幅広い総合的な判断能力を持つ化学研究者や技術者を育成します。
研究分野
無機-分析化学分野/有機-生物化学分野/物理化学分野
教育の方針
化学専攻の教員
入学定員
博士前期課程/35名、博士後期課程/9名
就職先実績
博士前期課程
三菱ガス化学/東洋インキSCホールディングス/プライムアースEVエナジー/パナソニック/富士通/東京応化工業/NTTデータ・アイ/MARUWA/凸版印刷/大日本塗料/日油/SCSK/日本高純度化学/クリアライズ/テラテクノロジー/東京応化工業/大日本印刷/三菱ケミカルエンジニアリング
博士後期課程
マックス・プランク研究所/海上保安庁/DOTワールド/広島大学/京都大学/トヨタ自動車/太陽誘電/ヒューリンクス/ダッカ大学/アメリカ国立衛生研究所/南方科技大学/資生堂/香港理工大学/ジャハンギルナガル大学/DIC/相模中央化学研究所
卒業生の声
3回のイギリス留学、プラスチック研究。自由な環境をフル活用した学生時代
専攻HOT TOPICS
化学専攻に関連する、今話題の研究や人を紹介します。