文理の枠を超えた履修推奨科目
教養科目群・基盤科目群において幅広い分野を学ぶための履修推奨科目
本学では、卓越した研究者による高度な専門教育と総合大学の特長を活かした多彩な教育プログラムによって、「本物の考える力」と、誰とでも協働できる能力を身に付け、将来の社会環境・自然環境の変化に対して創造的な貢献ができる人材の育成を掲げています。
様々に環境変化していく社会においては、特定の専門分野の学びだけではなく、様々な分野の知識を幅広く吸収し、物事を多面的・俯瞰的にとらえ、既存の枠にとらわれずに発想していくことが求められます。
そこで、教養科目群・基盤科目群において、理系学生に履修を推奨する文系科目、文系学生に履修を推奨する理系科目を以下のとおり設定しますので、履修科目を選択する際の参考にしてください。(推奨科目が「非開講」となる年度もありますので、当該年度の時間割等を確認してください。)
理系学生に履修を推奨する文系科目
科目種別 | 授業科目名 | 推奨理由 | |
教 養 科 目 群 |
都市・社会・環境 | フィールドワークからみる現代世界 | 異なる文化的背景をもつ社会への理解を深めることができる。 |
都市・社会・環境 | 環境破壊史 | 文理双方に必要とされる総合・論理的思考力を高めることができる。 | |
文化・芸術・歴史 | 日本語と日本文学B | 日本語と日本文学に関する教養を身に付けることができる。 | |
生命・人間・健康 | ことばの科学 | 言語に対する自然科学的な見方とアプローチを養うことができる。 | |
生命・人間・健康 | 現代青年と心理 | 現代の青年が直面する心理・社会的な問題の解決に必要な知識や気づきを得ることができる。 | |
科学・技術・産業 | 科学哲学 | 現代科学の哲学的な基礎を理解することは、文理の区分を問わず、これからの学生にとって不可欠なものとなっている。 | |
基 盤 科 目群 |
人文科学領域 | 文化人類学A | 異文化比較の視点から物事を多角的にみる力を養うことができる。 |
人文科学領域 | 文化人類学B | 異文化比較にもとづき自ら考え議論する力を養うことができる。 |
文系学生に履修を推奨する理系科目
科目種別 | 授業科目名 | 推奨理由 | |
教 養 科 目群 |
都市・社会・環境 | 都市の技術 | 都市機能や都市が抱える問題に関する幅広い知見を養うことができる。 |
生命・人間・健康 | 現代社会・化学の役割 | 事実に基づいた科学的な思考能力を養うことができる。 | |
生命・人間・健康 | スポーツ・健康と脳科学 | 健康増進やスポーツ振興は文理問わず様々な専門分野から関わることができる。本授業では、その基盤となる基礎知識・教養を身に付けることができる。 | |
生命・人間・健康 | 生体機能調節学 | 一般の新聞に掲載される健康に関する科学記事が十分に理解できる知識を身に付けることができる。 | |
科学・技術・産業 | 現代物理学の考え方 | 複雑な数学の使用は控えており、文系学生であっても物理学の概念や考え方を学習できる。 | |
科学・技術・産業 | 素粒子から宇宙 | 数学的な理解は求めず、素粒子・宇宙物理の最先端の科学に触れることができる。 | |
科学・技術・産業 | 人工物のテクノロジー | 我々を取り巻く人工物における科学技術について、専門を問わず理解を深めることができる。 | |
科学・技術・産業 | 生体と機械 | 専門分野を社会の中で俯瞰的にみる能力を養うことができる。 |
文系・理系を問わず履修を推奨する科目
科目種別 | 授業科目名 | 推奨理由 | |
教 養 科 目 群 |
文化・芸術・歴史 | フランス語圏の文化 | 国際的な視点から社会や文化の諸問題を俯瞰的に考える力を養うことができる。 |
科学・技術・産業 | 教養としてのデータサイエンス | 文理を問わず現代社会で必要とされる基礎的なデータリテラシーを身につけることができる。 | |
総合ゼミナール | 総合ゼミナール(テーマ:AI・人間) | 文理双方の視点から幅広い教養と総合的な思考力を養い、現代の多様で複雑な問題を解決する能力を培うことができる。 | |
総合ゼミナール(テーマ:防災・防疫) | |||
総合ゼミナール(テーマ:資源・エネルギー・環境) | |||
基 盤 科 目群 |
人文科学領域 | 人間・文化・社会 | 人文・社会科学の多様な視点からさまざまな事象を柔軟かつ独創的に考える力を養うことができる。 |
自然科学領域 | 数学の歴史 | 数学の歴史を通じて、ものごとを論理的にみる姿勢を身に付けることができる。 |