文理教養プログラム
2023年4月から新たに開始となった「文理教養プログラム」は、総合大学の特徴を活かした多様な教育プログラムの中から、特定のテーマに基づき文理の枠を超えて構成されるプログラムを履修することにより、時代の変化に対して柔軟に対応できる能力(幅広い教養と複眼的な思考力等)を育成することを目指します
履修申請・募集要項について
※2023年度入学生から本プログラムを履修することができます。
2025年度履修生募集要項(418KB)
2025年度履修の手引(690KB)
プログラム構成
社会で注目されている以下のテーマに関連する教養科目・基盤科目、総合ゼミナール及び言語科目で構成されます。
【テーマ】
〇防災・防疫
〇AI・人間
〇資源・エネルギー・環境
テーマ及び関連する教養科目・基盤科目
※関連科目が「非開講」となる年度もありますので、当該年度の時間割等を確認してください。
テーマ | 関連する教養科目・基盤科目 | 単位数 | |
文系科目 | 理系科目 | ||
防災・防疫 | 都市政策科学概論 地球環境と人類の歴史 経済史・思想入門 生活と福祉 社会福祉学 |
大地の成り立ちを探る |
各2単位 |
AI・人間 | 心の哲学 科学哲学 倫理学B 哲学B 人間・文化・社会 言語・思考・行為 現代青年と心理 |
人工物のテクノロジー 生体と機械 教養としてのデータリテラシー 数学の歴史 情報科学入門 認知と行動 人間発達学 |
各2単位 |
資源・エネルギー・環境 | 地球環境と人類の歴史 経済史・思想入門 環境破壊史 |
都市の技術 エネルギー化学入門 環境調和化学入門 観光科学概論 バイオテクノロジー 大気と水の循環を学ぶ 大地の成り立ちを探る 植物の多様性と進化 環境と建築 科学史A |
各2単位 |
プログラム修了要件
次の3つの要件を満たし、かつ合計で12単位以上を修得することでプログラムの修了が認められます。
修了者には、学長名のプログラム修了証を交付します。
①1つのテーマに関連する教養科目・基盤科目のうち、文系科目、理系科目からそれぞれ4単位以上を修得
②上記と同一テーマの総合ゼミナールを修得
③言語科目(第二群~第四群言語科目)を2単位以上修得
総合ゼミナール
学部2年次生以上が履修できる、本プログラムのまとめとして位置づけている科目です。プログラム履修時に選択したテーマに沿った課題について調査研究し、プレゼンテーション・ディスカッション等を行います。
アドバイザー制度
総合ゼミナールの授業担当教員が中心となり、プログラム履修学生の学修方法等について助言したり、相談を受け付ける体制を整えます。
修了式の様子
2025年3月に本プログラム1期生が修了し、修了式を行いました
同日行われた2024年度後期振り返りミーティングでは、修了生の代表から各テーマに関する発表が行われ、学長名のプログラム修了証が授与されました
修了生からの言葉
テーマ | 身に着けた力と今後への活用 | 履修を検討中の新入生へメッセージ |
防災・防疫 | 様々な分野に触れることで広い視野を得ることができた。1つの視点にこだわらず、複数の視点を取り入れて学ぶ姿勢を忘れないようにしたい。(都市環境学部学生より) | 決められた科目を取る必要はありますが、自分は最終的には履修して良かったと思いました。新入生の皆さんにもぜひ履修してみてほしいです!(都市環境学部学生より) |
AI・人間 | ディスカッションの機会が多く、テーマに関する専門知識や体系づけられた研究手法を身に着けられた。主専攻の研究に活かしたり、テーマに関連する企業への就職も視野に入れているため就活にも活用したい。(人文社会学部学生より) | 同じ所属の人は、言語科目が必修のため、プログラムの取得が容易だと思います。履修を組む指針にもなり、これからの勉強にもかなり役立つと思います。(人文社会学部学生より) |
資源・エネルギー・環境 | 様々な環境問題やエネルギーについて深く理解できたし、レポートの書き方やパワーポイントを使っての発表の仕方も身についた。経済、経営上の問題の解決策を提示していきたい。 (経済経営学部学生より) |
自分の専門分野から外れて、興味のあることをしっかり学べるいい機会です。専門外で難しいと感じることもあると思いますが、最後まで頑張ってください!(経済経営学部学生より) |