本文へ移動します

TMU Vision 2030

ビジョン策定の背景と目的

首都大学東京は、開学からこれまでの間、東京都が設置する唯一の総合大学として、教育・研究・社会貢献の各分野において積極的な取組を推進し、着実な発展を遂げてきました。

一方、この間、人口減少・少子高齢化の進行やAIをはじめとする技術革新の高度化等、様々な側面で過去に例を見ないスピードでの変化が起きており、大学を取り巻く環境は不透明さを増しています。

このような状況から、学部・大学院の再編等により、本学が新たなステージを迎えた今、これまでの成果に立脚して、さらなる発展を目指していくために、概ね10年後となる2030年における大学の将来像を示すこととしました。

策定にあたっては、実現可能性よりも、「将来こうあるべき」という理想や「将来こうありたい」という夢を大切にしました。

大学のあるべき将来像を描いた3つのトップビジョン

1 高度な研究力と質の高い教育の好循環

卓越した研究者でもある教員が、高度な研究力に裏付けられた質の高い教育を提供し、高い資質・能力を有する学生と共に議論を深めることで研究力をさらに向上させる「高度な研究力と質の高い教育の好循環」を一層加速させます。

2 学び続ける力を有し、協働して新たな価値を創造できる人材の育成

幅広い学問分野を有し、真面目な学生が集う本学の特色を活かし、学生と教員の密度の高い対話、異なる価値観を有する学生同士の切磋琢磨を通して、興味・関心の幅を広げ、深く考え抜く力を高めることで、主体性を持って課題を設定し、協働して新たな価値を創造できる人材を育成します。

3 多様な人々が集い、学び合う、開かれたキャンパス

国籍、文化、性別、年代、障がいの有無等を超えて多様な人々が集い、学び合い、相互に尊重し合うキャンパスを実現するとともに、生涯を通した学びに資するため、広く地域や都民に学習や交流の場を提供します。

トップビジョンを具現化するための4つの分野別ビジョンと実現するための戦略

<教育>高度かつ多彩な教育プログラムにより「本物の考える力」を育成する大学

卓越した研究者による高度な専門教育と総合大学の特長を活かした多彩な教育プログラムによって、「本物の考える力」と、誰とでも協働できる能力を身に付け、将来の社会環境・自然環境の変化に対して創造的な貢献ができる人材を育成します。

  1. 「本物の考える力」を育成するための高度かつきめ細かい教育の推進
  2. 好奇心を刺激し幅広い知識を修得する多彩な教育プログラムの提供
  3. 世代や国籍の違いを超えて協働できる能力を育成する学びや環境の提供
<研究>基礎から応用まで独自かつ世界水準の研究を展開する大学

大学の基本的責務である人類の普遍的な知の資産の形成に貢献するために、基礎研究を多彩に展開します。また、この成果を活かしながら社会と協創する応用研究を推進します。さらに、東京都が設置する唯一の総合大学がなすべき貢献として、都市文化の発展に資する研究を推進します。

  1. 多彩な基礎研究と社会と協創する応用研究の推進
  2. 東京都が設置する大学ならではの都市文化の発展に資する研究の推進
  3. 研究力強化と研究者育成のための総合的な体制強化
<社会貢献>学びや交流の場を広く提供し、地域と社会の活性化に貢献する大学

本学が有する教育研究資源を活用し、キャンパスを学びや交流の場として広く開放するとともに、自治体や企業をはじめとする様々な機関・団体等と連携することで、地域と社会の活性化に貢献し、都民の誇りとなる大学を目指します。

  1. 学びたいすべての人への学習機会の提供
  2. 産学公連携のさらなる推進による地域と社会への貢献
  3. 地域や都民へのキャンパスの開放
<大学運営>多様性を尊重し、個と組織の能力が最大限に発揮される大学

多様な人材が学び合い、協働することで、新たな価値を創造するとともに、個の成長が組織の発展を促し、組織の発展が個の成長を促す、創造と成長の場として発展し続ける大学を目指します。そのために、多様性を尊重し、教職員が持てる力を十分に発揮できる環境を整えるとともに、限られた資源の中で高い成果を挙げ続けるために、業務運営の革新、効果的な資源配分、学内コミュニケーションの活発化等、組織の活力を最大限に引き出すマネジメントを確立します。

  1. 多様な人材が学び合い、協働するキャンパスの実現
  2. 優れた教員が集い、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境の整備
  3. 大学機能の高度化を支える職員の育成と活躍の促進
  4. 組織の活力を最大限に引き出すマネジメントの確立
  5. 学生・卒業生・教職員が一体となるコミュニケーションの推進
ページトップへ