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本学都市環境学部観光科学科の学生が、まちの移動や回遊性・賑わいの向上を目指す取組み『めぐって 遊んで トクして 南大沢を楽しもう』(南大沢スマートシティ協議会主催)に参画!

 八王子市南大沢では、東京都都市整備局が「南大沢スマートシティ」の取り組みを推進していますが、本年11月にMaaS等の実証実験として、『めぐって 遊んで トクして 南大沢を楽しもう』(南大沢スマートシティ協議会主催)が実施されます。本イベントは、南大沢駅周辺の店舗と長池公園、上柚木公園、小山内裏公園等の公園とが連携し、まちの回遊性や賑わいを創出し、その効果等を検証するものです。このなかで、本学都市環境学部観光科学科の学生たちがPBL型の授業※※や研究活動を通じて民間企業主体のプロジェクトに深く関わっていますのでご紹介します。

※MaaS(マース:Mobility as a Service)とは、地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり、観光や医療等の目的地における交通以外のサービス等との連携により、移動の利便性向上や地域の課題解決にも資する重要な手段となるものです。

※※PBL形式の『観光科学プロジェクト演習Ⅱ』では、南大沢駅前のアウトレットモール等を訪れる買い物客をターゲットとして、南大沢エリアの地域資源を活かした観光プログラムづくりに挑戦しています。
(参考:WEBマガジン『メトロノワ』授業潜入レポート Vol.2 都市環境学部 専門教育科目 “観光科学プロジェクト演習Ⅱ”

めぐって 遊んで トクして 南大沢を楽しもう

1.京王電鉄TAMa-GO デジタルマップ

 京王電鉄のMaaSアプリTAMa-GOの南大沢エリアでの実施にあたり、多摩ニュータウンにおいて計画的に整備された公園や永林寺等の名所を調査し、アプリ内デジタルマップ上で紹介されるスポットの案内文の作成を行っています。地元学生として、また観光まちづくりを学ぶ学生ならではの視点が盛り込まれています。

京王電鉄TAMa-GO デジタルマップ

2.セルフベジスタンド(三井アウトレットパーク多摩南大沢)

 南大沢周辺には、小規模ながらも農地が点在し、農産物の直売所が設置されていますが、本イベントでは、三井アウトレット多摩南大沢に「サテライト無人直売所」が設置され、地元産の新鮮で美味しい野菜を購入することができます(実施日11/11、13、18、25、27)。このアイデアは、観光科学科の演習授業『観光科学プロジェクト演習II』で提案されたもので、当日は、学生作成の「無人直売所のマップ」や、農家さんとのコミュニケーションツールとしての「ごちそうさまカード」が配布されます。

セルフベジスタンド(三井アウトレットパーク多摩南大沢)

 無人直売所は、日本が誇るデザイナー佐藤オオキ氏率いるデザインオフィス「nendo」が考案した無人直売キット「petit market(プチマーケット)」を導入。

【指導教員】
 都市環境学部観光科学科 地域計画・マネジメント領域:
 岡村祐准教授川原晋教授清水哲夫教授、野田満助教、大平悠季助教

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