2018年4月より組織の再編成を行いました。
- 再編成前の所属組織について調べたい場合は、再編前の学部・大学院一覧からご確認ください。
最新かつ細心の知識と配慮で心と体のリハビリができる医療専門職をめざします。
心や体に病気や障がいのある人々が、その人らしく、生き生きとした生活が送れるよう支援するのが作業療法士であり、その内容は、運動機能や精神機能の回復支援、日常生活での環境整備、対象者の症状や年齢に応じた就学・就労の支援など多岐にわたり、いまや社会において重要な役割を担っています。
作業療法学科では、学内での講義や実習をはじめ、病院やリハビリテーション施設での見学体験、評価実習、臨地実習など、密度の濃い実践的なカリキュラムと充実した設備を用意。作業療法の知識や支援技術などを幅広く徹底して学び、作業療法士として自立して活躍できる真の実力を身につけることを目標としています。また、「作業療法総合臨地実習」において、身体障がい・精神障がい・発達障がい・老年期の4つの領域すべてをバランスよく体験できるのも、本学科の特色のひとつです。さらに、4年次の終わりに受験する国家試験対策にも万全の体制で臨んでいます。
卒業後は、保健医療の専門職として、病院、保健・医療施設、国や地域の機関などを舞台に活躍するほか、大学院に進学し、研究者や指導者をめざす道も開かれています。
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キャンパス | 南大沢キャンパス(1年次) 荒川キャンパス(2~4年次) |
大学院 | 人間健康科学研究科 人間健康科学専攻 作業療法科学域 |
共通教養科目や基礎医学などの基礎科目をベースに、2・3年次で臨床医学系科目と専門科目を中心に学びます。病院や施設などの医療現場で実際に働く臨地実習は、2年次の学年末から3年次にかけての「作業療法初期臨地実習」(3週間×2回)と、3年次の学年末から4年次にかけて行う「作業療法総合臨地実習」(8週間×2回)を体験。治療を必要とする人々とのかかわりを通して学びながら、身につけた知識と技術、実践の融合をめざします。また、地域の健康増進に力を注いでいるのも本学科の特色です。
作業療法士には、高い目的意識と、周りとの協調性、社会性、人間に対する深い思いやりの心が大切です。また、文系と理系のバランスのとれた学力に加え、自分の意見を相手にわかりやすく伝えられる力も求められます。持てる力を発揮し、病気や障がいを抱えている人に対して貢献したい、さまざまな課題の解決に向けて積極的に挑戦したいなど、対象者の自立的な生活支援に喜びを見いだすことができる人を待っています。
作業療法学科では、人種や言語等を問わず人間を思いやる心と問題解決のための思考力・創造性を自ら育むことができる人を求めています。健康と生活の専門職である作業療法に興味と具体的なイメージを持ち、人と社会に貢献するための強い探究心と向上心を持ち続けられる人材を期待しています。