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「知のみやこプロジェクト」助教が着任しました!(令和7年10月1日着任)

東京都立大学では、分野を限定せず優秀な若手研究者を採用し、一人の独立した研究者として自由に活動できる研究環境を提供することで、大学の研究を力強く推進する「知のみやこプロジェクト」を実施しています。
2025年度採用の「知のみやこプロジェクト」助教が新たに着任し、学長との懇談会が開催されました。

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知のみやこプロジェクト教員
■ 前原 悠究

所属:理学部 数理科学科/理学研究科 数理科学専攻(令和7年10月1日着任)
最終学歴・学位:Doctor of Philosophy, Macquarie University(オーストラリア)
専門・研究分野:高次圏論
研究テーマ:圏論は数学の一分野でありながら、数学そのものを数学的に考えるというメタ的な立ち位置にあることが多く、特に「数学には様々な分野があるけれど、多くの分野で共通してこういうパターンが現れる」という事象を、厳密な形で言語化するのが得意です。大抵の場合、ここでいう「多くの分野」は代数に偏っていますが、そこに幾何(ホモトピー論)を含めようというのが高次圏論です。しかし幾何を含めると急に情報量が増え、代数的な直観のままに物事を扱うのが難しくなります。私の研究では、こうした場合に代数と幾何をすり合わせる課題に取り組んでおり、具体的には4次元くらいまでの図を描いたり眺めたりしながら、それをもとに計算を進めています。
研究キーワード:ホモトピー論、高次圏論
プロジェクトへのひとこと意気込み:
高次圏論と呼ばれる数学の分野を研究している前原悠究と申します。
このたび、知のみやこプロジェクト助教として研究に専念できる時間を頂き、大変ありがたく思っております。
この機会を活かし、自分一人で専門的な理解を深めるだけでなく、その理解を広く還元することにも取り組んで参ります。
また、その結果として、圏論という分野自体の活性化に寄与できればと考えています。