東京都立大学では、分野を限定せず優秀な若手研究者を採用し、一人の独立した研究者として自由に活動できる研究環境を提供することで、大学の研究を力強く推進する「知のみやこプロジェクト」を実施しています。
2025年度採用の「知のみやこプロジェクト」助教が着任し、学長との懇談会が開催されました。

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知のみやこプロジェクト教員
■ 辻 百合香

所属:大学教育センター(令和7年5月1日着任)
最終学歴・学位:お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 人間発達科学専攻 博士後期課程修了 博士(学術)
専門・研究分野:認知心理学、発達心理学
研究テーマ:自閉スペクトラム症におけるノイズ環境下での言語聴取
研究キーワード:自閉スペクトラム症、自閉スペクトラム症傾向、感覚・知覚、言語聴取、想像力
プロジェクトへのひとこと意気込み:
発達障害の一つである自閉スペクトラム症の方やその傾向の高い方のノイズ環境下での言葉の聴取の難しさなど、聴覚を中心とした感覚・知覚に関する特性について、心理学的に研究しています。
このたび、研究に専念することのできる新たな場をいただき、大変光栄です。
新しい研究にも挑戦しつつ、関連する日常生活の中での困難を軽減する支援にも繋がる基礎と臨床を繋ぐ研究を進めていきたいと考えております。

 

■ 谷口 大輔

所属:理学部 物理学科/理学研究科 物理学専攻(令和7年7月1日着任)
最終学歴・学位:東京大学大学院 理学系研究科 天文学専攻 博士課程修了 博士(理学)
専門・研究分野:光赤外線天文学、恒星物理学、銀河天文学
研究テーマ:夜空に輝く天体は、どのような生涯を歩んできたのでしょうか?私はとりわけ、重い恒星がその寿命を燃やし尽くす直前の姿である赤色超巨星や、私たちの棲む天の川銀河を対象として、星や銀河の進化過程を探る研究を行っています。具体的には、赤外線や電波など多波長の観測を駆使して赤色超巨星の大気構造や時間変動を特徴付ける研究や、(特に近赤外線の高分散分光観測によって)晩期型星の化学組成を測定することで銀河の化学的・力学的構造を探る研究に取り組んでいます。また、既存の観測設備を最大限に活用するための解析手法の開発にも力を入れています。
研究キーワード:観測天文学、時間領域天文学、高分散分光観測、近赤外線、赤色超巨星、ベテルギウス、天の川銀河
プロジェクトへのひとこと意気込み:
このたび、「知のみやこプロジェクト」第一期生として着任いたしました谷口大輔と申します。
これまで私は、光赤外線観測を中心とした恒星物理学および銀河天文学の研究に取り組んでまいりました。
東京都立大学が強みとするX線天文学をはじめ、研究分野・所属を超えた多様な研究者の皆さまと協働しながら、東京都立大学、ひいては人類全体の知の深化と創出に貢献していきたいと考えております。