教員イメージ
TANNO Kiyoto
教授

丹野 清人 タンノ キヨト たんの きよと

プロフィール

所属

東京都立大学人文社会学部 人間社会学科 社会学教室
人文科学研究科 社会行動学専攻 社会学分野

最終学歴・学位

一橋大学大学院社会学研究科社会問題社会政策専攻博士課程単位修得退学・博士(社会学)

専門・研究分野

労働社会学・国際労働力移動・エスニシティ

研究

研究テーマ

外国人労働者の日本での働き方の変化を通して日本の企業社会の変容の仕方をミクロ研究として行っている。その上で個別の労働者や企業をこえた地域社会の変化を、外国人労働者をどのように人々は受け入れるのか、という観点からの検証作業を比較社会論として進めている。

研究キーワード

移民、外国人労働者、移民ネットワーク

研究紹介

詳細情報

丹野清人、2024、「育成就労制度の創設・運用は、入管法にとって新しい時代の到来をもたらす」『労働法律旬報』第2067号。
TANNO Kiyoto, 2024, "A Conexao do Apoia ao Ensino em Escolas de Publicas de Ensino Medio com o Futuro de Filhos de Estrangeiros", Simposio International do CIATE Educacao Profissionalizante e Capacitacao dos Brasileiros no Japao, Centro de Informacao e Apoio ao Traballador no Exterior.
丹野清人、2024、「書評 Sidney Xu Lu, The Making of Japanese Settler Colonialism: Malthusianism and Trans-Pacific Migration, 1868-1961, New York, 2019, Cambridge University Press, xv+310pp.」『マルサス学会年報』第33号。
丹野清人、2024、「『外国人技能実習制度』は廃止されたのか?:育成就労との接続から考える」『労働法律旬報』第2053号。
丹野清人、2024、「川崎市の地域日本語教育はどこに向かうのか」『川崎市における地域日本語教育の基本的な方針の策定に向けた実態調査報告書』川崎市。
Tanno Kiyoto, 2024, Foreigners' Rights in Japan: Boundaries between Stayers and Deportees, Trans Pacific Press.
丹野清人、2023、「顔の見える外国籍住民支援へ」関礼子編、『語り継ぐ経験の居場所』新曜社。
丹野清人、2023、「日本の外国人・エスニシティの現状と課題」岸正彦・稲場圭信・丹野清人編、『岩波講座社会学 第3巻 宗教・エスニシティ』岩波書店。
丹野清人、2023、『「外国人の人権」の社会学』増補普及版、吉田書店。
丹野清人、2022、”在留資格「特定技能」を考える:社会的ペインクリニックと外国人労働者”, Migrants Netowork, No.222.
Tanno Kiyoto, 2022,"Reexamination of 'the Amendment of the Immigration Act' in 2018: Evaluation of "Special Skills" as A New Status of Residence and Limts on Acceptance of Foreigners in Japan", Journal of Migration and Social Integration, Vol7,No1.
丹野清人、2022、「2021年度意識実態調査から考える浜松と日本の未来」『浜松市における日本人市民及び外国人市民の意識実態調査報告書』浜松市企画調整部国際課。
丹野清人、2021、「外国人の健康と労働環境」『保険の科学』Vol.63 No.10。
丹野清人、2021、「自治体が変える日本の外国人受け入れ」『都政新報』2021年7月13日(https://www.toseishimpo.co.jp/modules/news_detail/index.php?id=8520)
丹野清人、2021、「日系人どもは死なぬように生きぬように:それが日系人労働者の置かれた状況」『Migrants Network』No.216.
丹野清人、2021、「外国籍住民の受入れと基礎自治体:自治体だからこそできることに立ち戻る」『住民と自治』No.698。
丹野清人、2021、「2018年『入管法改正』再審:新たな在留資格「特定技能」の評価と日本の外国人受入れの限界」『労働法律旬報』No.1977。
丹野清人、2020、「『外国人の人権』再審」:在留資格の歴史社会学からアプローチする同性婚国際カップルの法的保護」『理論と動態』Vol.13。
Tanno Kiyoto, 2020, "Opposing hate speech in Japan: Valueing deferences and breaking a new ground for human rights", Horie Takashi, Tanaka Hikaru and Kiyoto Tanno Eds., Amorphous dissent: Post-Fukushima Social Movements in Japan, Trans Pacific Press.
丹野清人、2020、書評「母国の家族 人質のように 澤田晃宏著『ルポ技能実習生』」(「北國新聞」「高知新聞」8月1日読者論)
丹野清人、2020,「多文化共生と外国人の健康福祉」『公衆衛生』Vol.84 No.6。
丹野清人、2020、「地方から始まる外国人の新しい受入れ」『移民政策研究』Vol.12。
丹野清人、2020、書評「受容の影響を多面的に議論 『移民と日本社会』 永吉希久子著」『日本経済新聞』2020年4月18日朝刊25面。 
丹野清人、2020、『増補版 国籍の境界を考える』吉田書店。
丹野清人、2019、「外国人労働者政策の現状と課題:自治体だからできることを考える」『とうきょうの自治』No.113。
丹野清人、2019,「日本の外国人受入れ政策の本質:外国人どもは死なぬように生きぬように」『貧困研究』Vol.22。
丹野清人、2019、「2018年入管法改正と外国人の受入れ:基礎自治体はなぜ国の視点とは異なる視点を持たなければならないのか」『月刊地方自治職員研修』No724。
丹野清人、2019、「『出入国管理及び難民認定法』改正と日本の外国人労働者:外国人の受入れを社会学から考える」『季刊労働法』No.265。
丹野清人、2019、「外国人の「シティズンシップ」:行政運用と社会運動の間に生まれる市民権」『福祉社会学研究』No.16.
丹野清人、2019、「日本の入管法改正の問題点:外国人の受け入れを考えるに当たって何が抜け落ちているのか」『労働法律旬報』2019年3月上旬号 No.1931.
丹野清人、2019、「外国人の生活問題と国の出入国管理政策:「ケアギバー」としての外国人から「ケアテイカー」としての外国人への認識転換を」『生活経済政策』No.266.
丹野清人、2019、「移民として受け入れ、正社員として雇用を」『週刊金曜日』No.1217.
丹野清人、2018、「入管法改正、そして誰も来ない国へ」『週刊金曜日』No.1210.
丹野清人、2018、「新たな在留資格『特定技能』をめぐる混乱と問題の所在」『月刊社会民主』No.763.
丹野清人、2018、「”大坂なおみが日本を捨てる日”は来るか」『PRESIDENT』Vol.56 No.23。
丹野清人、2018、「日本における外国人労働者政策の現状・課題と今後の展望」『都市問題』Vol.109 No.9。
TANNO Kiyoto, 2018, La Ley de Nacionalidad japonesa se descuelga de la tendencia mundial, nippon.com( https://www.nippon.com/es/currents/d00404/)
TANNO Kiyoto, 2018, La loi japonaise sur la nationalite doit être revisee, nippon.com( https://www.nippon.com/fr/currents/d00404/)
TANNO Kiyoto, 2018, Time to Revise Japan's Outdated Nationality Act, nippon.com( https://www.nippon.com/en/currents/d00404/?pnum=1)
丹野清人、2018、「「国籍」は揺らぎ続ける:世界の潮流から取り残される日本の国籍法」nippon.com (https://www.nippon.com/ja/currents/d00404/)
丹野清人、2018、「論点 外国人と どう共存」『毎日新聞』(https://mainichi.jp/articles/20180228/ddm/004/070/023000c)
丹野清人、2018、「受け入れるなら長期に働ける外国人を」『The ASAHI Shinbun GLOBE』(http://globe.asahi.com/feature/side/2018010800001.html)
丹野清人、2018、『「外国人の人権」の社会学:外国人へのまなざしと偽装査証、少年非行、LGBT、そしてヘイト』、吉田書店。
丹野清人、2017、「法的制度と社会のはざまでもがく外国人労働者:永遠のいたちごっこはなぜ続くのか」『日本労働社会学会年報』第28号。
丹野清人、2017、「職業選択含め流動性必要 技能実習生の長期活用も」『日経ビジネス』1889号。
丹野清人、2017、「日系人労働者を制度変更のはざまに取り残すな」外国人人権法連絡会編『日本における外国人・民族的マイノリティ人権白書 2017年』外国人人権法連絡会。
丹野清人、2017、「今の受け入れ体制のままで外国人が日本に来ても幸せになれない」『週刊金曜日』1129号。
丹野清人、2016、「ハルモニには『語るだけの人生』がある」川崎市ふれあい館トラヂ会・ウリマダン編『トラヂ会ミニ文化祭記録集:歌い・踊り・語るマダン(広場)劇 「故郷の春(コヒャン エ ポム)」』ふれあい館トラヂ会・ウリマダン
丹野清人、2016”外国人労働者問題的視点 ―制定促進長期居住的雇用政策 需要実施能力開発 及進行改善処理” 政策意見同上交流平台、日本外交政策宣伝(http://www.cn.japanpolicyforum.jp/archives/economy/pt20161129062503.html)
TANNO Kiyoto, 2016 " Perspective on the Problems of Foreign Labor: Enacting Employment Policies that Encourage Long-Term Residence", Discuss Japan, Japan Foreign Policy Forum (http://www.japanpolicyforum.jp/archives/economy/pt20161015015734.html).
丹野清人、2016、「川崎からヘイトスピーチ問題を考える」『月刊社会民主』736号。
丹野清人、2016、「外国人労働者問題の視点(下)長期定住促す雇用政策を」日本経済新聞「経済教室」6月23日付朝刊。
丹野清人、2016、「書評 上林千恵子著 『外国人労働者受け入れと日本社会』」『社会学評論』66巻4号。
丹野清人・山崎好裕、2016、「移民」マルサス学会編『マルサス人口論事典』昭和堂。
北川由紀彦・丹野清人、2016、『移動と定住の社会学』放送大学教育振興会。
丹野清人、2016、「LGBT外国人と退去強制の社会学」『人文学報』512-1号。
丹野清人、2015、「強まる外国人依存 技能実習制度の矛盾」『週刊東洋経済』6622号。
丹野清人、2015、「外国人労働者からみる日本的経営」『東海社会学会年報』第7号。
丹野清人、2014、「景気循環と外国人労働者」『都市問題』105巻5号。
TANNO Kiyoto, 2013, Migrant Workers in Contemporary Japan: An Institutional Perspective on Transnational Employment, Trans Pacific Press.
丹野清人、2013、『国籍の境界を考える』吉田書店。
丹野清人、2011、「日系人の受け入れからみえてくる日本国籍の境界」、『社会人類学年報』Vol.37。
丹野清人、2011、「グローバル化時代の働き方を考える」、西澤晃彦編『労働再審4 周縁労働力の移動と編成』大月書店。
TANNO Kiyoto, 2010," The Economic Crisis and Foreign Workers in Japan: Why Does Japan Treat Migrant Workers as Second Class Citizens?, Japan Labor Review Vol.7 No.3.
丹野清人、2010、「動揺する国民国家を受けとめる」、加藤哲郎・小野一・田中ひかる・堀江孝司編『国民国家の境界』日本経済評論社。
加藤哲郎・丹野清人編、2010、『民主主義・平和・地球政治』日本経済評論社。
丹野清人、2009、「外国人労働者問題の根源はどこにあるのか」、『日本労働研究雑誌』587号。
丹野清人、2009、「総合デカセギ業が包み込む日本のブラジル人労働市場」、『都市問題』Vol.100 No.3。
丹野清人、2008、「都市と外国人、文化の多様性」、中牧弘允・佐々木雅幸・総合研究開発機構編『価値を創る都市へ』NTT出版。
丹野清人、2007、『越境する雇用システムと外国人労働者』東京大学出版会。
丹野清人、2007、「在留特別許可の法社会学」『大原社会問題研究所雑誌』573号。
丹野清人、2006、「自動車産業一次下請における非正規雇用の変化」『寄せ場』19号。
丹野清人、2006、「総合デカセギ業の誕生」『大原社会問題研究所雑誌』573号。
丹野清人、2005、「なぜ社会統合への意志が必要か」『NIRA政策研究』18巻5号。
梶田孝道・丹野清人・樋口直人、2005、『顔の見えない定住化』名古屋大学出版会。
丹野清人,2004, 「グローバリゼーションと労働市場改革」,『ピープルズプラン』第28号。
TANNO Kiyoto, 2003 The Change of Preference of Muslim Worker and the Development of Halal Food Industry in Japan, Discussion Paper at Workshop Eat, Drink, Halal, Haram: Food, Islam and Society in Asia, National University of Singapore.
丹野清人、2003,「契約の時代と日系人労働者」、『労働社会学年報』第14号。
丹野清人,2003、「ブローカーの社会学」,『現代思想』第31巻第6号。
丹野清人,2002、「グローバリゼーション下の産業再編と地域労働市場」,『大原社会問題研究所雑誌』第528号。
TANNO Kiyoto, 2002, Who Govern the Ethnic Migrant Labor Market in Japan? South Asian Migration in Comparative Perspective, National Museum of Ethnology.
丹野清人,2002、「外国人労働市場の分岐の論理」,梶田孝道・宮島喬編『国際化する日本社会』東京大学出版会。
丹野清人、2002、「日本人に置き換えられる外国人労働力(上)」『労働法律旬報』1534号。
丹野清人、2002、「日本人に置き換えられる外国人労働力(下)」『労働法律旬報』1536号。
丹野清人, 2001, 「雇用構造の変動と外国人労働者─労働市場と生活様式の相補性の視点から」、梶田孝道編『国際化とアイデンティティ』ミネルヴァ書房。
丹野清人,2001,「身分としての外国人労働者─職場における位置と権利」, NIRAシティズンシップ研究会編『多文化社会の選択─「シティズンシップ」の視点から』日本経済評論社。
丹野清人, 2000, 「日系人労働者の雇用と都市間移住」『都市問題』第91巻第9号。
丹野清人、2000、「日系人労働市場のミクロ分析」『大原社会問題研究所雑誌』499号。
丹野清人、1999、「在日ブラジル人の労働市場」『大原社会問題研究所雑誌』487号。
丹野清人、1999、「外国人労働者の法的地位と労働市場の構造化」『国際学論集』43号。
丹野清人、1998、「創り出される労働市場」『大原社会問題研究所雑誌』478号。
非営利特定法人 女性の家サーラー 理事
川崎市ふれあい館 拡大執行委員
公益財団法人 海外日系人協会 評議員
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