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河野 正治

氏 名河野 正治カワノ マサハルかわの まさはる 
職 位准教授
所 属東京都立大学人文社会学部 人間社会学科 社会人類学教室
人文科学研究科 社会行動学専攻 社会人類学分野
2018年再編前の所属
都市教養学部 人文・社会系 社会学コース 社会人類学教室
 
専門・研究分野文化人類学、ミクロネシア民族誌、伝統的権威論
最終学歴・学位筑波大学大学院 人文社会科学研究科 国際公共政策専攻 修了
博士(国際政治経済学)
研究テーマ「ポスト植民地期ミクロネシアにおける伝統的権威と身分階層秩序の存立様態に関する人類学的研究」

ポスト植民地期においても首長制の慣習が色濃く残るミクロネシア・ポーンペイ島をフィールドとして、伝統的権威と身分階層のなかでいかに秩序が育まれるのかについて、歴史的な変遷と同時代的な社会条件を踏まえた考察を進めている。特に長期フィールドワークとその後のデータ整理では、複数の価値や論理の交錯という視点から祭宴の場や日常の出来事を捉えなおし、人びとの実践のあり方がどのように変わり、いかに生じるのかを検討してきた。今後は、権威と階層のなかで他者への働きかけがいかに成り立ちうるのかを捉えるために、日常倫理や歓待といった主題を取り入れ、ポスト植民地期ミクロネシアにおける権威と秩序の存立様態について議論を深める予定である。
研究キーワード権威と礼節、身分階層制、位階称号、日常倫理、社会的負債、歓待、ポスト植民地期ミクロネシア、ポーンペイ島
研究業績・著書・
論文、その他
それに準じる業績
【単著】
2019『権威と礼節:現代ミクロネシアにおける位階称号と身分階層秩序の民族誌』風響社。

【論文(査読あり)】
2019(菊池真理、オオツキ・グラント・ジュンと共著)「日常倫理の人類学:関与・判断・主体性」『社会人類学年報』45: 175-184。
2019「今日の首長制にみる負い目と負債のもつれあい:ミクロネシア連邦ポーンペイ島の事例から」(特集 負債をめぐるポリティクス:アジア、アフリカ、オセアニアの事例から)『白山人類学』22: 39-59。
2019「再分配を通じた村人のつながりと差異化:ミクロネシア・ポーンペイ島における首長制と住民の帰属意識」浜田明範編『再分配のエスノグラフィ:経済・統治・社会的なもの』(国立民族学博物館論集)悠書館、175-204頁。
2018「再分配の倫理性:ミクロネシア連邦ポーンペイ島社会における首長制と祭宴の事例から」『史境』75: 40-60。
2016「多様な「名誉」を可視化する:現代ミクロネシア・ポーンペイの首長制にみる「位階秩序」の実演と創造」『文化人類学研究』17: 66-90。
2016「礼節のポリティックス:現代ミクロネシア・ポーンペイの政治秩序形成における敬意表現の役割」『太平洋諸島研究』4: 19-38。
2016 Open Hospitality towards Other Traditional Leaders: Receiving Guests under Chiefly Authority in Pohnpei, Micronesia. People and Culture in Oceania 31: 25-49。
2015「状況に置かれた伝統的権威:ミクロネシア連邦ポーンペイの首長制にみるフレームの緊張」『文化人類学』80(2): 150-171。

【論文(査読なし)】
2018「現代ミクロネシア・ポーンペイ島社会における儀礼的貢納の時間性:土地の豊饒性に還元されない最高首長への初物献上をめぐって」『歴史人類』46: 3-33。
2011「首長への不満と再分配の魅力:現代ポーンペイにおける最高首長の権威の相対化」『日本オセアニア学会 NEWSLETTER』101:11-21。

【書評・文献紹介】
2019 小林誠著『探求の民族誌:ポリネシア・ツバルの神話と首長制の「真実」をめぐって』、『コンタクト・ゾーン』11: 435-441。
2018 里見龍樹著『「海に住まうこと」の民族誌:ソロモン諸島マライタ島北部における社会的動態と自然環境』、『コンタクト・ゾーン』10: 384-391。

【その他(エッセイなど)】
2020「季節がかわるとき:初物献上の行方をめぐって」神本秀爾・岡本圭史編『マルチグラフト:人類学的感性を移植する』集広舎、94-105頁。
2019「称号とともに生きる:変わっていくわたしとポーンペイ島民」神本秀爾・岡本圭史編『ラウンド・アバウト:フィールドワークという交差点』集広舎、131-140頁。
2016「見出された多様な価値:ミクロネシアにおける世界遺産申請の過程から」『月刊みんぱく』40(2): 16-17。
2010「世界の市場と朝ごはん:ミクロネシア」『ちゃぐりん』47(1): 124-127、家の光協会。
2010「ミクロネシア連邦」『Fieldnet:フィールドワークする研究者の知と知をつなぐ』、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、http://fieldnet.aa-ken.jp/area/oceania/Micronesia。
受 賞
主な学会活動・日本文化人類学会(会員:2006年~)
・日本オセアニア学会(会員:2007年~)
・歴史人類学会(会員:2017年~)
・現代文化人類学会(会員:2008年~)
・太平洋諸島学会(会員:2014年~)
社会等との関わり・同志社大学・嘱託講師:「アジア・オセアニア地域の歴史2(オセアニア)」「国際教養基礎論1-57(オセアニア文化概論) 」(2019年度)
・東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所共同研究員(2019年度~現在)
・東京都北区中央公園文化センター講座「オセアニア島嶼地域へのいざない:歴史・文化・生活」講師:「ミクロネシアの歴史・文化・生活:ポーンペイ島の伝統政治と近代政治」(2018年11月4日)
・立教大学異文化コミュニケーション研究科・兼任講師:「グローバル文化研究基礎論」(2018年度)
・立教大学異文化コミュニケーション学部・兼任講師:「フィールドワーク」(2018年度)
・国立民族学博物館共同研究員(2018年度~現在)
・筑波大学人文・文化学群人文学類・非常勤講師:「文化人類学概説a」(2017年度)
・東洋大学生命科学部・非常勤講師:「文化人類学入門」(2016~2017年度)
・埼玉県立大学保健医療福祉学部・非常勤講師:「地域文化研究C(オセアニア)」(2015~2016年度)
・国立民族学博物館共同研究員(2015年度)
・報徳看護専門学校・外部講師:「文化人類学」(2013~2014年度)
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