「東日本大震災アーカイブ」が2013年度グッドデザイン賞を受賞

システムデザイン研究科 渡邉英徳准教授らの研究グループ

報道発表

システムデザイン研究科インダストリアルアート学域の渡邉英徳研究室は、宮城大学事業構想学部デザイン情報学科の中田千彦研究室と共同で制作した「東日本大震災アーカイブ」で、10月1日(火)、2013年度グッドデザイン賞を受賞しました。
「東日本大震災アーカイブ」は、震災の被害状況を可視化し、災害の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被災地の写真、被災者証言、ツイートなどのビッグデータを一元化し、デジタル地球儀上で俯瞰することができます。

なお、本受賞により、同時にグッドデザイン・ベスト100に選出され、「グッドデザイン賞金賞」等、特別賞の候補となりました。

受賞作品
東日本大震災アーカイブイメージ画像

    • 制作代表者
      首都大学東京 渡邉英徳研究室
      宮城大学 中田千彦研究室

  • 審査員のコメント [評価内容]
    「ネット社会に多く分散して存在する様々な震災の記録。その記録を記憶するために必要なアーカイブ。それは次世代へ災害からの教訓を伝えるために必要なものである。本企画は、震災アーカイブとして多くのデータを集め、そして多くの人々に見せるシステムとして表現力、技術力を持ち、同時に世界に類のない先進性を有し、評価された。」
参 考