新年あけましておめでとうございます。
国内外では、グローバル化の進展とともに社会構造の変化が加速し、AIや次世代技術による先端分野の革新は、学術研究に新たな可能性をもたらしています。一方で、地政学的リスクや地球環境の将来の不確実性が高まる中、大学には国際的研究力の強化と社会課題解決への貢献が求められています。
こうした状況の中、本学は東京都が設置する唯一の総合大学として、活力ある若者を育て、社会と地球の未来へ貢献していく使命を担っています。昨年は、「知のみやこプロジェクト」による優れた若手研究者の採用や、「みやこMIRAIプロジェクト」による博士後期課程学生への支援の充実など、若い人々の将来と研究力向上に資する取組を進めてきました。これらの成果を踏まえ、2026年は研究力の一層の強化を重要課題として位置付け、それを教育へも着実に還元してまいります。
本年は国際化に向けた取組を大きく前進させる一年でもあります。2027年度からの複数学科における英語を教授言語とするプログラムの導入、2028年度の国際系新学部の開設への準備を進め、世界から多様な若者が集まるキャンパスと高い国際競争力を目指します。また、社会や産業界のニーズを的確に捉え、それを研究・教育に反映させることで、時代の要請に応える大学として、社会の発展に力強く貢献してまいります。
本学で学ぶ学生には、世界を見据えた学びと大学での様々な活動に挑戦してほしいと願っています。研究者の皆さまには本学が挑戦する姿勢を理解していただき、未来を共に創るパートナーとしてご支援・ご協力をお願いしたいと考えております。国内外の研究機関・企業との連携を強化し、国際共同研究や独創的な研究プロジェクトを推進していきます。
東京都立大学は、「東京から世界の未来を拓く」という理念のもと、研究・教育・地域貢献のすべてを力強く推進してまいります。2026年が、皆さまにとって希望に満ちた一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
2026年1月5日
東京都立大学 学長 大橋隆哉
