東京都立大学大学院経営学研究科金融工学研究センターは、「東京都立大学ファイナンス・シンポジウム『気候変動の影響と金融機関の役割』」を開催します。
近年、持続可能な社会を実現するための金融である「サステナブルファイナンス」が急速に拡大しています。本シンポジウムでは、主に金融ビジネスに関わる方を対象に、サステナビリティの議論の中で重要な問題の一つと考えられている将来の気候変動リスクを取り上げて、その現状と今後の展望及び金融機関の役割について、専門家の方々にご講演いただきます。
開催概要
〇開催日時 令和3年10月22日(金) 13:30~17:00
〇開催方法 オンライン配信(Zoom)
〇参加費・申込 参加費無料・webフォームにて事前申込
(https://forms.gle/r3cjXaQbPNXC8XzE7)
〇主 催 東京都立大学大学院 経営学研究科 金融工学研究センター
〇後 援 東京都
本シンポジウムは東京都主催『Tokyo Sustainable Finance Week』の連携イベントです。
金融工学研究センターについて
金融工学研究センターは、東京都立大学大学院経営学研究科経営学専攻のファイナンスプログラムの開講に合わせ、金融ビジネスの中心地である丸の内サテライトキャンパスに設置されました。
高度な金融実務の実践的課題を解決するために最先端の研究を行っており、国内の金融機関や金融監督官庁に勤務する実務家、大学・研究機関の研究者だけでなく、海外の第一線で活躍する研究者とも連携し、グローバルな研究拠点を形成しています。国際ワークショップや公開シンポジウムなども開催し、研究成果を社会に還元しています。
「『未来の東京』 戦略」
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略 「国際金融都市・東京」実現プロジェクト
<お問合せ>
東京都立大学大学院経営学研究科
経営学専攻
電話 042-677-1111 (内線1758)
Mail:finance●tmu.ac.jp
※アドレスの●を@に変換ください
プログラム
10月22日(金) 13:30~17:00
講演① 「気候変動リスクと金融の役割」
藤井 健司(グローバルリスクアンドガバナンス合同会社代表)
講演② 「気候関連金融リスクに関する国際的な動向 ―金融システム面での新たな議論―」
小林 俊(日本銀行金融機構局国際課長)
講演③ 「GPIFの気候変動リスク・機会の分析と対応」
塩村 賢史(年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)
投資戦略部次長 チーフストラテジスト 兼 市場運用部次長 ESGチームヘッド)
講演④ 「気候変動リスクに対するSMBCグループの取組」
吉川 聡一郎(三井住友銀行経営企画部サステナビリティ推進室上席室長代理)
講演⑤ 「東京海上日動のGXの取り組み」
小林 靖周(東京海上日動火災保険業務企画部調査企画グループ次長)
ファイナンスプログラムについて
東京都立大学大学院経営学研究科経営学専攻は、東京都の成長戦略の一環として、グローバルに活躍できる高度金融専門人材を養成するために修士(ファイナンス、Master of Finance)プログラムを開設しています。金融機関の方々にとって利便性の高い丸の内のサテライトキャンパスで、平日夜間と土曜日に開講しています。
東京都は令和3年3月に「『未来の東京』戦略」を策定し、この戦略を推進するプロジェクトの一つとして「『国際金融都市・東京』実現プロジェクト」が掲げられています。東京都立大学においては、ファイナンスプログラム等を展開し、「国際金融都市・東京」の持続的・中長期的な成長の担い手となる人材を育成・輩出していくことが求められています。
入学試験等の詳しい情報は、東京都立大学大学院経営学研究科ウェブサイトをご覧ください(https://www.biz.tmu.ac.jp/gs/)。