平成27年11月23日より27日まで、首都大学東京が協賛となって、本学でアジアポリオレフィンワークショップ2015(Asian Polyolefin Workshop 2015, APO2015)開催されました(主催は触媒学会)。理工学研究科・分子物質化学専攻の野村琴広教授が会議組織委員長を務める、同時開催の世界ポリオレフィン会議2015(WPOC2015)とあわせて、アジアを中心に22ヶ国から430名が参加しました(国内約200名、中国74名、韓国28名、タイ27名、米国、オランダなど)。
ポリエチレンやポリプロピレンに代表されるポリオレフィンの年間生産量は世界で1億5千万トン、関連の基礎・応用研究が大学や企業で活発に行われています。初日である11月23日夕刻には、化学と物理のGPや理工GP事業とも協賛で、世界的に有名なハンブルグ大学のWalter Kaminsky先生による、メタロセン触媒の発見から新規材料の創製、実用化の発展に至る、一般向けの公開講演会を開催しました(https://www.tmu.ac.jp/news/event/11847.html、参加者約350名)。
期間中、参加者は晩秋のキャンパスでの滞在を楽しまれ、とても好印象を持たれました。シンポジウムではとても活発な議論が交わされるとともに、とても熱心に交流を深められました。講演は約100件、ポスター発表は113件で、本学のZhao Weizhenさん(理工学研究科分子物質化学専攻D3)が最優秀ポスター賞を受賞されました。国際会議のHPはhttp://www.comp.tmu.ac.jp/apo2015/です。
集合写真(国際交流会館前) |
公開講演会の様子 |
会議の講演風景(講堂) |
ポスターセッション(国際交流会館) |