アジアポリオレフィンワークショップ2015 公開講演会
■演 題: “The Development and Future Aspects of Metallocene based Polyolefin”
■講演者: Walter Kaminsky教授(ハンブルグ大学)
■日 時: 平成27年11月23日(月・祝) 16:30-17:30
■場 所: 首都大学東京 南大沢キャンパス 1号館120号室
https://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/map.html
11月23日(月)から27日(金)に、首都大学東京が協賛となって、本学にて「アジアポリオレフィンワークショップ2015(Asian Polyolefin Workshop2015, APO2015)」が開催されます(触媒学会主催)。
初日である11月23日夕刻には、化学と物理のGPや理工GP事業との協賛で、一般向けの公開講演会を開催します。講演者はハンブルグ大学のWalter Kaminsky先生です。
Kaminsky先生は、オレフィン重合に高い触媒活性を示すメタロセン触媒(分子触媒)の発見と工業化に寄与されたとてもご著名な先生であり、ノーベル化学賞の最有力の候補者の一人です。ポリエチレンやポリプロピレンに代表されるポリオレフィンの世界での年間生産量は1億5千万トン、中でもその半分を占めるエチレン系ポリマーの約30%が先生の発見されたメタロセンをはじめとする分子触媒により生産されています。先生の触媒の発見から新しい材料・産業の創製に展開したことから、その業績は極めて高く評価されています。
今回は、学生さんや若手の教員・研究者向けに、触媒の発見からその後の進展にかかるお話を拝聴できるものと思います。世界的に有名なKaminsky先生のお話を聞ける貴重な機会ですので、ご興味がありましたら、ぜひご参集ください。
※講演は英語です。同時通通訳はございませんのでご了承ください。