平成28年11月28日(土)-29日(日)開催の日本平和学会・秋季研究集会(於・琉球大学)において、システムデザイン研究科 インダストリアルアート学域の渡邉英徳 准教授が、日本平和学会・平和賞を受賞しました。
戦争の記憶を次世代につなぐ、『ナガサキ・アーカイブ』、『ヒロシマ・アーカイブ』、『オキナワ・アーカイブ』の制作・提供を通じて、平和への顕著な貢献を行なっていることが受賞理由です。また、新しいテクノロジーを用いて、戦争の被害の実態を新たな形で伝えるとともに、アーカイブ作成のために若い人々との共同活動を組織化されたという点も高く評価されました。
○ナガサキ・アーカイブ(2010年制作)
[制作者]
Nagasaki Archive制作委員会
・首都大学東京 渡邉英徳研究室
・高校生1万人署名活動有志
[監修]
長崎新聞社
○ヒロシマ・アーカイブ(2011年制作)
http://hiroshima.mapping.jp/index_jp.html
[制作者]
・首都大学東京 渡邉英徳研究室
・広島女学院中学高等学校
[協力]
・広島平和記念資料館
・丸木美術館
・中国新聞社
・広島コンピュータ専門学校
○沖縄戦デジタル・アーカイブ(2014年制作)
http://www.okinawatimes.co.jp/sengo70/chapter03/
[制作者]
・首都大学東京 渡邉英徳研究室
・沖縄タイムス
・GIS沖縄研究室
【日本平和学会・平和賞について】
日本における平和研究、平和運動において大きな貢献をした団体および個人の功績を称え、平和運動、平和研究のいっそうの活性化を期し、日本平和学会平和賞と平和研究奨励賞が設けられています。平和賞は、日本に活動の拠点をもち、平和研究、平和運動において大きな貢献をしたと判断される1名ないし1団体に授与されます。
日本平和学会URL:http://www.psaj.org/平和賞-研究奨励賞/
参考
- 渡邉英徳 准教授 プロフィール
- wtnv.studio HP