キービジュアル

人間健康科学研究科の福井里美教授と人間健康科学研究科看護科学域博士前期課程のアリババイ奈々さんが日本看護倫理学会第19回年次大会優秀演題賞を受賞しました!

2026年6月21日、人間健康科学研究科看護科学域の福井里美教授と人間健康科学研究科看護科学域博士前期課程(2026年3月修了)のアリババイ奈々さんが、日本看護倫理学会第19回年次大会において「優秀演題賞」を受賞しました!

一般社団法人日本看護倫理学会は、看護倫理の知を体系的に構築することを目的として設立されました。
2008年6月15日に日本看護倫理学会設立総会において日本看護倫理学会の設立が承認され、2020年6月29日に一般社団法人日本看護倫理学会に移行されています。

 

■受賞内容

受賞演題:「人間関係に基づくケアの職場環境についての看護師の認識尺度日本語版(NPRBCEs-J)」の作成と信頼性、妥当性、異文化適応性の検討

ワトソンのヒューマンケアリング理論に基づいた「Relationship-Based Care」(Sitzman&Watson,2019)をさらに発展させた、人間関係に基づくケアの職場環境を看護師の認識から捉えようとした、Testaら( 2016, 2017)の「the Nurse’s Perception of the Relationship-Based Care Environment Scale(NPRBCE尺度)」を日本語に翻訳してNPRBCEs-Jを作成し、信頼性、妥当性、異文化適応性を確認しました。全国6974病院からランダムサンプリングで依頼し、同意が得られた52病院、有効回答477件(有効回答率20.7%)のデータを分析し、一定の信頼性と妥当性、異文化適応性を確認しました。

image-1

image-2

■受賞にあたってのコメント

この度、日本看護倫理学会の年次大会において賞を賜り、大変光栄に思っています。まず、回答者の皆様、調査に協力いただいた専門家会議の皆様に感謝申し上げます。そして、本演題を評価してくださった日本看護倫理学会のみなさま、職場と家庭からの理解と支援、研究疑問の設定から結果に至るまでの長い過程をともに歩み、貴重なご意見を通して広い視野を与えてくださった成人看護学ゼミのみなさまに、心より感謝申し上げます。
本尺度はケアリングの理論を背景にケアの人的環境を捉えようとするものです。この尺度を用いて、よりよい看護を提供し、働きがいのある職場環境づくりのために、多重課題や看護師の教育、レジリエンス、メンタルヘルスなど関連要因との検討を重ねて行きたいと考えています。

 

■関連リンク

・一般社団法人日本看護倫理学会HP
・日本看護倫理学会 第19回年次大会