2024年6月8日、人文社会学部人文学科ドイツ語圏文化論教室の犬飼彩乃助教が、第21回日本独文学会・DAAD賞の日本語論文部門を受賞しました!
日本独文学会とはドイツ語、ドイツ文学およびドイツ語教育の研究と普及を目的とする学術団体であり、学術的立場からその学会員の優れた研究業績を評価し、公に顕彰するために、日本独文学会賞を設けています。(日本独文学会HPより抜粋)。
■受賞内容
・受賞対象論文:「クレメンス・J・ゼッツ『ケーフェイと文学』からみるポスト真実時代の第四の壁」(Neue Beiträge zur Germanistik, Band 20/Heft 2;『ドイツ文学』164 号)
■受賞にあたってのコメント
昨年度の日本オーストリア文学会賞に続き、まさかこのような大きな賞までいただけるとは思っておらず、恐縮の極みです。査読委員の先生、審査員の先生には、寛大な評価に深くお礼を申し上げます。また本研究には多くの先生方にお世話になりました。本作家との出会いを作ってくださった研究会の皆さま、不慣れなイベントにお付き合い・ご協力いただきました先生方、さらには作家の評価が定まらないころから好奇心だけで突き進む人間を温かく見守ってくださった所属教室の先生方、本論文の前段階として翻訳出版にご助力いただきましたゲーテ・インスティトゥート東京、出版社をはじめ関係各所の皆さま、様々な方にお力添えをいただきました。この場を借りて深く御礼申し上げます。
■関連リンク
・日本独文学会HP
・第21回日本独文学会・DAAD賞選考結果について