2023年9月23日、人文社会学部人間社会学科の酒井厚教授が、第19回子ども学会議(日本子ども学会学術会議)のポスターセッションにおいて、優秀発表賞を受賞しました!
日本子ども学会は、子どもの健やかな成育環境づくりを支援したいと考えるすべての人々に開かれた学会です。研究成果を発表する場であると同時に、議論の沸騰するダイナミックな交流の場をめざしており、異なる領域の方々との出会いによって創出される知恵と行動力に期待することを掲げています。(日本子ども学会HPより抜粋)。
■受賞内容
・ポスター発表タイトル:「協働学習としての研究活動による学業レベルが高い子どもの学びへの影響」
学業レベルが高い子ども同士が、少人数のチームを構成して1年間の研究活動を実施し、活動初日と最終日における心理的な変化を検討したところ、創造性は有意に高くなった一方で、学業へのやる気や社会性が低下する傾向が示されました。
賞状 |
■受賞にあたってのコメント
この度は、子どもの名を冠する貴学会において、私どもの研究を評価頂き、大変光栄に存じます。これを励みに、今後も子ども同士が学び合うことの意義や難しさについての実証研究を重ね、子どもの発達に資する知見を提供できるよう努めてまいります。改めまして、栄誉ある賞を頂き、心より感謝申し上げます。
■関連リンク
・日本子ども学会HP
・第19回子ども学会議について
・ポスターセッションでの発表内容について