理学部物理学科 水口佳一准教授が第44回本多記念研究奨励賞を受賞しました。
■受賞について
受賞対象研究: 「局所的な結晶構造制御による新奇超伝導体の開発」
局所的な結晶構造に着目した様々な新奇超伝導体の開発が受賞対象業績です。鉄系超伝導体における結晶構造パラメータと転移温度の相関、自ら発見したBiCh2系層状超伝導体における局所構造制御による超伝導発現、ハイエントロピー合金型超伝導体における特異な超伝導特性の発見等が主要業績です。
■受賞者のコメント
この度は栄誉ある本多記念学術奨励賞を授与いただき、大変光栄です。今回の受賞対象業績は「局所的な結晶構造制御による新奇超伝導体の開発」です。今後も局所構造物性相関という新しいコンセプトを大事に育てつつ、超伝導体および機能性材料の開発を推進いたします。
■本多記念研究奨励賞とは
理工学特に金属及びその周辺材料に関連する研究を行い、優れた研究成果、または、発明を行った者で、将来の発展を期待できる若い研究者に贈呈
(公益財団法人本多記念会ウェブサイトより抜粋)