日本物理学会第74回年次大会において、本学博士後期課程 安田健人さん(分子集合系物理化学研究室)が学生優秀発表賞を受賞しました。日本物理学会は140年以上の伝統があり、約17,000名の会員が物理学という広い分野にまたがった基礎科学の進歩と普及に向けて活動する非常に大きな学会です。安田さんは2019年3月14日(木)〜17日(日)に九州大学伊都キャンパス開催された第74回年次大会において、高分子ゲルや高分子溶液に代表される構造流体中のマイクロスイマーの遊泳機構について理論的に解析し、その結果得られたスイマーの遊泳速度と剛体球の抵抗係数を結びつける関係式について発表を行いました。
発表内容の詳細は以下の通りです。
【発表タイトル】
構造流体中の三つ玉スイマーの遊泳 (A three-sphere microswimmer in a structured fluid)
【発表者】
安田健人(首都大学東京大学院 理学研究科 化学専攻 博士後期課程)
岡本隆一 特任講師(岡山大学 異分野基礎科学研究所)
好村滋行 准教授(首都大学東京大学院 理学研究科 化学専攻)
【発表概要】
https://www.tmu.ac.jp/news/topics/18668.html
【受賞内容】
https://www.jps.or.jp/activities/awards/gakusei/2019a-student-presentation-award.php