YOSHIDA Tomonao
教授

吉田 朋正 ヨシダ トモナオ よしだ ともなお

プロフィール

所属

東京都立大学人文社会学部 人文学科 英語圏文化論教室
人文科学研究科 文化関係論専攻 英語文化論分野

最終学歴・学位

慶應義塾大学文学部文学科 フランス文学専攻 文学士
早稲田大学大学院人文科学研究科 英文学専攻 修士(文学)
東京都立大学大学院後期博士課程単位取得満期退学

専門・研究分野

英語圏を中心とした批評史 / 20世紀アメリカの文化・思潮

研究

研究テーマ

マーシャル・マクルーハンの文化理論
18世紀以降の美学、言語思想と現代的理論との比較検証
ケネス・バーク、マルカム・カウリーなど雑誌『ニュー・リパブリック』周辺の知識人を軸とした30年代知性史
その他、モダニズム周辺の思想とテクノロジー史

研究キーワード

マクルーハン, モダニズム,美学とテクノロジー,ケネス・バーク,メディア論,etc.

研究紹介

詳細情報

最近の仕事:

・〔翻訳〕エミール・シンプソン『21世紀の戦争と政治 戦場から理論へ』(菊地茂雄監修, みすず書房, 2024年3月)

・〔書評〕〈作者〉というあわいへ(ティフェーヌ・サモワイヨ『評伝ロラン・バルト〔水声社, 2023年6月〕書評, 『週刊読書人』2023年10月27日号)

・〔書評〕ユーザブル・レイヤード・パスト(荒木正純『『荒地』を掘る』〔小鳥遊書房, 2022年10月〕書評, 『週刊読書人』2023年1月27日号)

・〔書評〕「昨日の世界」と運命の前夜(エーリカ・マン/クラウス・マン『生への逃走』〔松籟社, 2022年9月〕書評, 『週刊読書人』2022年10月7日号)

・〔論文〕「高山宏と繋ぐことの実存的跳躍」(高山宏『鎮魂譜 アリス狩り VII』所載, 青土社, 2022年)

・〔論文〕「なぜすべての詩は本質的にコピュラなのか」(下記『照応と総合』所載, pp. 993-1006.)

・〔論文〕「ロゴスからミュトスへ──土岐恒二と類比の星座」(下記『照応と総合』解題, pp.1007-26.)

・〔編著〕『照応と総合──土岐恒二個人著作集+シンポジウム』(小鳥遊書房, 2020年8月)

・〔雑誌論文〕「書物シャーマニズム──『メディア論』再訪 (2)」, 『思想』 2020年6月号(岩波書店)

・〔書評〕タイポグラフィカル・イマジネーションの世紀(荒木正純『『荒地』の時代──アメリカの同時代紙からみる』〔小鳥遊書房,2019年2月〕書評,『週刊読書人』2019年9月13日号)

・〔著書〕『エピソディカルな構造──〈小説〉的マニエリスムとヒューモアの概念』(彩流社,2018年8月)

・〔雑誌論文〕「ナルシスのプロテーゼ──『メディア論』再訪 (1)」, 『思想』 2018年2月号(岩波書店)

・〔雑誌翻訳〕ダンカン・フォーブズ「思想史という営みの感性的側面について」, 『思想』 2017年5月号〔特集:政治思想史における近代〕(岩波書店.原著: Duncan Forbes, "Aesthetic Thoughts on Doing the History of Ideas.")

・〔雑誌翻訳〕J・G・A・ポーコック「クェンティン・スキナー──政治学の歴史と歴史の政治学」, 『思想』 2017年5月号〔特集:政治思想史における近代〕(岩波書店.原著: J. G. A. Pocock, "Quentin Skinner: the History of Politics and the Politics of History.")

・〔雑誌翻訳〕ジョン・ダン「政治理論の歴史」, 『思想』 2017年5月号〔特集:政治思想史における近代〕(岩波書店.原著: John Dunn, "The History of Political Theory.")

・〔雑誌論文〕照応と総合──〈土岐恒二の仕事〉への一視点, 『Metropolitan』 第II期第2号, 2016年3月発行(メトロポリタン編集局)

・〔雑誌論文〕ニューヨーク黎明 (1) 『ニュー・リパブリック』と三人の批評家, 『Metropolitan』 第II期第2号, 2016年3月発行(メトロポリタン編集局)

・〔雑誌論文〕ヒューモアの概念──〈小説〉とエピソディカルな構造, 『Metropolitan』 第II期第2号, 2016年3月発行(メトロポリタン編集局)

・〔書評〕岡室美奈子・川島健編『ベケットを見る八つの方法──批評のボーダレス』 水声社, 『英文学研究』2015年, 第92巻(日本英文学会)

・〔雑誌翻訳〕エリザベス・シューエル「法廷と夢」, 『ユリイカ』 2015年2月臨時増刊号〔総特集150年目の『不思議の国のアリス』〕(青土社)

・〔雑誌翻訳〕マルカム・カウリー「回想の1930年代」, 『Metropolitan』 第II期第1号, 2015年1月発行(メトロポリタン編集局)

・〔学会〕モダンの縒り糸──Malcolm Cowley, Edmund Wilson, Kenneth Burkeの「危機の20年」, 於日本英文学会関東支部第10回大会(2014年度秋季大会)シンポジウム「モダニズム文学と知識人サークル」司会:辻秀雄;講師:越智博美, 大田信良, 吉田朋正. 2014年10月26日.

・〔雑誌翻訳〕クリストファー・マギン「奪いし王国,奪われし王国――エリザベス1世のアイルランド,1560-1603年」, 『思想』 2012年11月号〔特集:アイルランド問題――近代初期研究の最前線〕(岩波書店.原著: Christopher Maginn, "A Kingdom Won and Lost: the Ireland of Elizabeth I, 1560-1603.")

・〔雑誌論文〕「アメリカン・ナルシスの相貌」, 『現代のエスプリ』 2011年1月号(ぎょうせい)

・〔雑誌論文〕「モダンな二人──カウリーとバーク1」, 『みすず』 2009年6月号(みすず書房)

・〔雑誌論文〕「マルカム・カウリー『ロスト・ジェネレーション』のこと」, 『みすず』 2008年9月号(みすず書房)

・〔翻訳〕マルカム・カウリー『ロスト・ジェネレーション──異郷からの帰還』(みすず書房,2008年6月.坂下健太郎,笠原一郎との共訳,原著: Malcolm Cowley, Exile's Return: A Literary Odyssey of the 1920s [Penguin Twentieth Century Classics])

・〔雑誌論文〕「内容と形式──『新・意味の意味』(仮題)序説」(東京都立大学・首都大学東京英文学会発行『メトロポリタン』第52号,2007年12月発行)

・〔共著〕Lucy Daniel, ed., Defining Moments in Books: The Greatest Books, Writers, Characters, Passages and Events that Shook the Literary World.(London: Cassell Illustrated, 2007. David Taylorとの共著項目:"A Dark Night's Passing [暗夜行路]," "Futabatei Shimei [二葉亭四迷]," "Kafu Nagai [永井荷風],""Kenzaburo Oe [大江健三郎]")
  • Academic English I (707)
  • Academic English II (707)
  • Academic Studies in English
  • Academic Studies in English
  • 英語圏文学史Ⅰ
  • 卒業論文(英語圏)
  • 英語圏文化演習<102>
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  • 組織再編前旧課程の同時開講科目等が含まれており、掲載されている全ての科目を開講するわけではありません。

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