教員イメージ
TANIGUCHI Koichi
教授

谷口 功一 タニグチ コウイチ たにぐち こういち

プロフィール

所属

東京都立大学法学部 法学科 法律学コース
法学政治学研究科 法学政治学専攻

最終学歴・学位

東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学(修士(法学))

専門・研究分野

法哲学

研究

研究テーマ

公共性、立法の哲学的基礎、市場と共同体、夜の公共圏としてのスナック、移民/難民

研究キーワード

公共性、立法、市場、共同体、徳、移民、多文化主義、夜の公共圏、スナック

詳細情報

【単著】
01.谷口功一(2015)『ショッピングモールの法哲学--市場、共同体、そして徳』白水社
02.谷口功一(2023)『日本の水商売--法哲学者、夜の街を歩く』PHP研究所
03.谷口功一(2023)『立法者・性・文明--境界の法哲学』白水社

【編著】
01.谷口功一・スナック研究会編(2017)『日本の夜の公共圏 スナック研究序説』白水社

【論文】
01.谷口功一(2000)「公共性概念の哲学的基礎・序説」『国家学会雑誌』第114巻5・6号、有斐閣[pp. 375-437(62)]
02.谷口功一(2003)「ジェンダー/セクシュアリティの領域における「公共性」へ向けて」『思想』第965号、岩波書店[pp. 102-122(21)]
03.谷口功一(2004)「「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の立法過程に関する一考察」『法哲学年報2003:ジェンダー、セクシュアリティと法』有斐閣[pp. 212-220(9)]
04.谷口功一(2006)「立法過程における党派性と公共性」『公共性の法哲学』ナカニシヤ出版[pp. 159-187(29)]
05.谷口功一(2008)「議会における立法者、その人間学的基礎」『ジュリスト』No.1285、有斐閣[pp. 39-44(6)]
06.谷口功一(2009)「ショッピングモールの法哲学:「市場」と「共同体」再考」『RATIO』06号、講談社[pp. 02-29(28)]
07.谷口功一(2009)「国家と故郷のあわい/断片」『理想』[特集:国家論への寄与]、理想社[pp. 166-173(8)]
08.谷口功一(2009)「市民的公共性の神話/現実、そして」『岩波講座哲学(10)』岩波書店[pp. 169-190(22)]
09.谷口功一(2010)「共同体と徳」『成長なき時代の「国家」を構想する――経済政策のオルタナティヴ・ヴィジョン』ナカニシヤ出版
10.谷口功一(2011)「サンデル現象からの《共同体》論・再考」『法学セミナー』No. 677、日本評論社
11.谷口功一(2011)「グローバライゼーションと共同体の命運」『法哲学年報2011』有斐閣[pp.100-111(12)]
12.谷口功一(2012)「ゾンビ研究事始」ダニエル W. ドレズナー著、谷口・山田訳『ゾンビ襲来:国際関係理論で、その日に備える』白水社
13.谷口功一(2013)「法哲学の観点から」『性同一性障害と医療・法』メディカ出版[pp.248-259]
14.谷口功一(2013)「フィロソフィア・アポカリプシス」『ユリイカ』2月号、青土社[pp.191-196(06)]
15.谷口功一(2014)「ミル・代議制・中国」井上達夫編『立法学のフロンティア』第1巻、ナカニシヤ出版
16.谷口功一(2015)「『共生の作法』――円環の潤い」『逞しきリベラリストとその批判者たち』ナカニシヤ出版[35-44(10)]
17.谷口功一(2015)「郊外の多文化主義」『アステイオン』83号、CCCメディアハウス[38-55(18)]
18.谷口功一(2016)「立ち尽くすノモス~夢と《現実》のあわいに」『ユリイカ』12月臨時増刊号 総特集◎『シン・ゴジラ』とはなにか
19.谷口功一(2017)「コミュニティとスナック」『中小商工業研究』133号[71-77(7)]
20.谷口功一(2019)「ミートボールと立憲主義」『社会のなかのコモンズ』白水社[217-236]
21.谷口功一(2019)「J.L.ネオ「リベラリズムなき世俗主義」の紹介(抄訳)と若干の検討」『宗教法』第38号[69-86]
22.谷口功一(2020)「「思考の距離戦略」としてのゾンビ考」『Voice』8月号[108-114]
23.谷口功一(2021)「「夜の街」の憲法論――立憲主義の防御のために」『Voice』2021年7月号
24.谷口功一(2021)「コロナ下の夜の街〈01〉狙われた街・すすきの」『Voice』2022年1月号
25.谷口功一(2022)「コロナ下の夜の街〈02〉弘前、クラスター騒動の真実」『Voice』2022年2月号
26.谷口功一(2022)「コロナ下の夜の街〈03〉いわき、「非英雄的な起業家」の奮闘」『Voice』2022年4月号
27.谷口功一(2022)「コロナ下の夜の街〈04〉「夜の庭」としての武蔵新城」『Voice』2022年5月号[192-199]
28.谷口功一(2022)「コロナ下の夜の街〈05〉甲府という桃源郷」『Voice』2022年6月号[184-191]
29.谷口功一(2022)「コロナ下の夜の街〈06〉小倉で戦争を想う」『Voice』2022年7月号[192-199]
30.谷口功一(2022)「コロナ下の夜の街〈07〉雲伯地方、神々の国と鬼太郎のまち」『Voice』2022年9月号[182-189]
31.谷口功一(2022)「コロナ下の夜の街〈08〉別府の盛り場を支える「ちはら三代」」『Voice』2022年10月号[184-191]
32.谷口功一(2022)「コロナ下の夜の街〈09〉浜松、「検証と反省」に思いを馳せて」Voice (539) 182-189, 2022-11
33.谷口功一(2022)「コロナ下の夜の街〈10〉十勝のスナックと地域のつながり」Voice (540) 184-191, 2022-12
34.谷口功一(2023)「コロナ下の夜の街〈11〉「東京右半分」であふれる商売の熱量」Voice (542) 164-171, 2023-02
35.谷口功一(2023)「コロナ下の夜の街〈12-最終回〉小さなオデュッセウスの帰還」Voice (543) 194-201, 2023-03
36.谷口功一(2023)「夜のインフラ、ラウンジとスナックの現在 : 水商売のサバイバルとリバイバル」『中央公論』100-107, 2023-08
37.谷口功一(2023)「コロナ禍と世代間の公平性」『法学会雑誌』 63 (2), 101-115, 2023-02-28



[学会・研究会での報告等]
01.谷口功一(2007)「法哲学の立場から」『アメリカ法』2007-1、有斐閣
02.谷口功一(2007)「法哲学の観点から」日本学術会議公開シンポ「より良き立法はいかにして可能か-立法の実践・制度・哲学を再考する」
03. Koichi Taniguchi(2008)A Dignity of Legislation in the details, IVR(国際社会哲学・法哲学連合学会), Krakow, Poland
04.谷口功一(2009)井堀利宏報告「立法に対する経済的影響」への討論者、2008年度・日本法哲学会(学習院大学)
05.谷口功一(2010)報告「グローバライゼーションと共同体の命運」2010年度、日本法哲学会(西南学院大学)
06. Koichi Taniguchi(2012) Paradox of Solidarity and Coercion:Impacts of Globalization on Local Communities, IVR, Frankfurt, Germany
07.谷口功一(2010)施光恒報告「リベラル・ナショナリズムの世界秩序構想」への討論者、2010年度・日本政治学会(中京大学)
08. 谷口功一(2016)報告「法哲学の視点から「共同体」を考える」、2016年度・政治思想学会(名古屋大学)
09.谷口功一(2018)報告「ミートボールと立憲主義」、2018年度・宗教法学会/春季大会(愛知学院大学)
10.谷口功一(2018)井上達夫科研[別途詳細記入](静岡市)
11.谷口功一(2018)サントリー文化財団・牧原研[別途詳細記入]
12.谷口功一(2020)進化経済学会・観光学研究部会・第45回例会での依頼講演「夜の公共圏・スナック/北陸~コロナ下の「夜の街」のゆくえ」(7月26日、オンライン)
13.谷口功一(2021)日本交通政策研究会での依頼講演「コロナ下の夜の街のゆくえ」(5月28日、オンライン)
14.谷口功一(2021)社会芸術学会シンポジウムでの依頼講演「夜の場での出会いと関わり—スナックを中心に」(7月17日、オンライン)

(※ 未記載分、遡及入力中)

[書評]
01.谷口功一(2001)[学界展望]Richard Rorty, Achieving Our Country: Leftist Thought in Twenties-Century America (Harvard University Press, 1997, 154pp. + index)、『国家学会雑誌』第114巻3・4号、有斐閣
02.谷口功一(2015)[書評]「M.ウエルベック『服従』」『ふらんす』2016年1月号、白水社
03.谷口功一(2016)[書評]「森千香子『排除と抵抗の郊外』」『ふらんす』2016年7月号、白水社
04.谷口功一(2017)[書評論文]「軽やかな「移動」と重厚すぎる「越境」、そして」『レヴァイアサン』61号、木鐸社
05.谷口功一(2018)[書評]「安田峰俊『八九六四』」『週刊現代』2018年6月4日号
06.谷口功一(2019)[書評]「三浦瑠麗『21世紀の戦争と平和』」『中央公論』4月号
07.谷口功一(2021)[書評]「「多様性」幻想を完膚なきまでに破壊する一冊:安田峰俊『「低度」外国人材』」時事ドットコム(Web記事)

[翻訳]
01.J.ウォルドロン著/長谷部恭男・愛敬浩二・谷口功一共訳(2003)『立法の復権』岩波書店
02.S.シェーン著/谷口功一・中野剛志・柴山桂太共訳(2011)『〈起業〉という幻想』白水社
03.D.ドレズナー著/谷口功一・山田高敬共訳(2012)『ゾンビ襲来―― 国際政治理論で、その日に備える』白水社

[その他(エッセイ・解説・対談など)]
01.谷口功一(2008)「世界地図の空白を塗りに、」『CALE NEWS』No.25、名古屋大学法政国際教育協力センター
02.谷口功一(2014)「国家論の副読本」ジャン=フィリップ・ベルニュ著『海賊と資本主義』の巻末解説
03.谷口功一(2015)「ベルグソンの薔薇(リレー連載:フランスと私」)『ふらんす』5月号、白水社
04.谷口功一(2015)「九条問題再説」?欺瞞を超えて」『en-taxi』扶桑社[142(1)]
05.谷口功一(2015)「モスク幻像、あるいは世界史的想像力/郊外の多文化主義(補遺)」ニューズウィーク日本語版ウェブ、12月11日掲載
06.谷口功一(2015)「ワールドワイド・ゾンビ」(伊藤美和との対談)『BRUTUS』マガジンハウス、No.814
07.谷口功一(2016)「胡桃の中の世界と夢」安田峰俊『和僑』文庫版巻末解説、角川文庫
08.谷口功一(2016)「法と文学点綴」『草獅子』双子のライオン堂
09.谷口功一(2017)「スナックからの地方創生」『文藝春秋』2017年2月号
10.谷口功一(2017)「スナックを「学問」する意味」『パブリッシャーズレビュー/白水社の本棚(夏号)』
11.谷口功一(2017)「夜のスナック研究事始」『商工新聞』7月11日号
12.谷口功一(2017)「オリンピックとスナック」『商工新聞』8月7日号
13.谷口功一(2017)「スナック黎明期」『商工新聞』9月11日号
14.谷口功一(2017)「カラオケとスナック」『商工新聞』10月9日号
15.谷口功一(2017)「スナックの地理学」『商工新聞』11月16日号
16.谷口功一(2017)「スナックからの地方再生」『商工新聞』12月4日号
17.谷口功一(2017)「スナックのヤバい話」『群像』10月号、講談社
18.谷口功一(2018)「スナックから見える社会の漂白化:規制強化に追従する〝意識高い系?の欺瞞」『中央公論』2018年4月号
19.谷口功一(2018) 巻末〔座談会〕J.カレンズ著・横濱竜也訳『不法移民はいつ〈不法〉でなくなるのか』白水社
20.谷口功一(2019)「スナックから見た日本の夜の社交」『政策金融公庫 調査月報』128号
21.谷口功一(2020)「スナックからの地方創生」『J2TOP』内外情勢調査会、154号(1月号)
22.谷口功一(2020)「疫禍と字典」『パブリッシャーズレビュー/白水社の本棚(夏号)』No.193
23.谷口功一(2021)「コロナ後の夜の街のために スナックという可能性」時事ドットコム(Web記事)
24.谷口功一(2021)「シンガポールの「夜の公民館」、最終フライト」時事ドットコム
25.谷口功一(2021)「夜の公共圏」は不滅です スナックで意味のない話をする「意味」望星 52 (12), 23-31, 2021-12
26.谷口功一×三浦瑠麗(2021)【対談】「「夜の街」を見くびる政治の傲慢」『Voice』10月号、PHP
27.谷口功一×白坂亜紀(2021)【対談】「「夜のまち」がコロナ禍を乗り越えるために 銀座のママ・スナック研究者対談・前後編」
28.谷口功一×飯田泰之(2022)「巻頭対談 行動規制の緩和に本腰を入れよ」 Voice (536) 18-27, 2022-08
29.谷口功一×若田部昌澄(2023)【対談】「巻頭対談 保守とは「夜の街」を守ること」Voice (547) 16-27, 2023-07


[新聞・雑誌(取材記事など)--2017年以降のみの一部]
01.『朝日新聞』、2017年4月7日朝刊[耕論]「壁をつくる」取材記事
02.『毎日新聞』、2017年05月03日朝刊[憲法記念日特集]「若者・移ろう憲法観」
03.『朝日新聞』、2020年11月14日朝刊[耕論]「百貨店の未来は」取材記事
宗教法学会、日本儒教学会、移民政策学会
  • 法律学政治学演習(法哲学)
  • 法哲学Ⅰ
  • 法哲学Ⅱ
  • 法律学政治学演習(法哲学)
  • 法哲学Ⅰ
  • 法哲学Ⅱ
  • 基礎法学特殊研究Ⅰ
  • 基礎法学特殊研究Ⅰ
  • 基礎法学特殊研究Ⅱ
  • 基礎法学特殊研究Ⅱ
  • 基礎法学特殊研究Ⅱ
  • 基礎法学特殊研究Ⅱ
  • 組織再編前旧課程の同時開講科目等が含まれており、掲載されている全ての科目を開講するわけではありません。

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