Sugimoto Ayumi
准教授

椙本 歩美 スギモト アユミ すぎもと あゆみ

プロフィール

所属

東京都立大学国際センター

最終学歴・学位

東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程単位取得退学・博士(農学)(東京大学)

専門・研究分野

環境社会学、農村社会学、コミュニティ研究、戦争記憶

研究

研究テーマ

地域コミュニティとは何か。それは人びとにとってどのような意味をもつのか。私たちは複数のコミュニティに属し、その重要性や意味は時代や状況に応じて変化します。そのなかで私が注目しているのは、地域社会というつながりです。社会や価値観が大きく変容する現代においても、地域コミュニティは形を変えながら存在し、ときに「解決すべき課題」として語られます。
私の研究では、森林や農地といった自然、さらには信仰や文芸活動、石碑建立などの文化的営みといった地域資源に着目します。これらがどのように人びとの手によって生み出され、維持され、記憶されていくのかを丁寧に追うことで、人間にとって地域コミュニティがどこにあり、どのような意味を持ち続けているのかを、環境社会学の視点から明らかにします。

研究キーワード

自然資源管理、地域コミュニティ、戦争の記憶

詳細情報

【単著】
椙本歩美、2020、『記憶を未来へ―秋田の戦争をつなぐ』秋田魁新報社。
椙本歩美、2018、『森を守るのは誰か―フィリピンの参加型森林政策と地域社会』新泉社。

【分担執筆】
椙本歩美、2026、「山の恵みで人とつながる―山菜と笹の葉の共同出荷が育む地域コミュニティ」宮内泰介編『コミュニティを実践すること―私たちはコミュニティに何を求めているのか』新泉社、55-77。
椙本歩美、2022、「ポスト成長時代における農村社会-グリーン・ツーリズムの実践者から学ぶ」熊谷嘉隆・水野智仁編『秋田から考えるアジアの地域協力』芦書房、63-78。
椙本歩美、2017、「地域に根ざした大学のグローバル教育-秋田からの挑戦」川村千鶴子編『いのちに国境はない-多文化「共創」の実践者たち』、慶應義塾大学出版会、92-105。
椙本歩美、2010「政策はなぜ実施されたのか-フィリピンの森林管理における連携-」三俣学・菅豊・井上真編『ローカル・コモンズの可能性-自治と環境の新たな関係』、ミネルヴァ書房、144-169。

【論文】
椙本歩美、2025、「書評論文:地域資源への新たな眼差し―廣本由香著『パインと移民-沖縄・石垣島のパイナップルをめぐる「植民地化」と「土着化」のモノグラフ』が問いかけること」『環境社会学研究』第31号、155-159頁、
椙本歩美、2024、「負の記憶の“聞き手”を考えるー戦争記憶を聞いた経験の内省的考察―」『環境社会学研究』30:35-48。
椙本歩美、2024、「書評論文:河合律子・中村均司・中村貴子・高田晋史編『共感の農村ツーリズムー人の流動・経済循環を創りたい』」『村落社会研究ジャーナル』30(2):52-53。
椙本歩美、2023、「書評論文:清水亮著『「予科練」戦友会の社会学-戦争の記憶のかたち』」『日本オーラル・ヒストリー研究』19:187-189。
椙本歩美、2022、「秋田の戦争の記憶を次世代に継承する」『歴史地理教育』943:16-21。
Nancy Rosenberger and Ayumi Sugimoto. 2022. "Agriculture corporations in rural Japan: fractured mirrors of past, present and future," Asian Anthropology 21(1): 24-38.
Ayumi Sugimoto. 2022. "Success and succession: agritourism, heterotopia and two generations of rural Japanese female entrepreneurs," Asian Anthropology 21(1): 39-52.
椙本歩美、2020、「書評論文:水野祥子著『エコロジーの世紀と植民地科学者―イギリス帝国・開発・環境―』」『林業経済』73(7):16-20。
椙本歩美、2017、「参加型森林政策における包摂と排除-フィリピン中部ルソンにおける権利付与を事例として」『林業経済』70(4): 7-22。
Ayumi Sugimoto, Juan M. Pulhin, Makoto Inoue. 2014. "Is Recentralization Really Dominant? The Role of Frontline Foresters for Institutional Arrangement in the Philippines," Small-scale Forestry 13(2): 183-200.
椙本歩美、2013、「地図をめぐる知の交流-フィリピンの参加型森林政策を事例として-」、『環境社会学研究』19: 96-111。
椙本歩美、2010、「フィリピンにおける森林政策の分権化と実施過程」、『林業経済』、林業経済研究所、63(3):1-16。

など。
「第3回環境社会学会奨励賞【著書の部】」、環境社会学会、2020年。
「女性研究者支援コンソーシアムあきた賞」、コンソーシアム秋田、2019年。
環境社会学会国際交流委員
日本オーラル・ヒストリー学会編集委員
秋田県土地改良事業団体連合会員外理事

連絡先

メールアドレス

asugimoto●tmu.ac.jp
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