RYU Eiryo
助教

劉 永亮 リュウ エイリョウ りゅう えいりょう

プロフィール

所属

東京都立大学人文社会学部 人間社会学科 日本語教育学教室
人文科学研究科 人間科学専攻 日本語教育学分野

最終学歴・学位

首都大学東京大学院人文科学研究科日本語教育学教室 博士課程後期 修了
博士(日本語教育)

専門・研究分野

音声学・第二言語習得研究・対照研究

研究

研究テーマ

日本語学習者の音声上の問題を第二言語習得の視点から研究しています。現在、非漢字圏の学習者における漢字の指導にも関心を持っています。そして、モンゴル語と日本語、そして中国語の対照研究にも興味を持っています。最近、外国にルーツを持つ子供たちの日本語教育にも興味を持っています。

研究キーワード

学習者の音声上の問題、特殊拍、パズル式の漢字指導、日本語の額助詞とモンゴル語の格語尾、

詳細情報

1. 共著書

 『現代中国における言語政策と言語継承』第六巻 2022年3月

2.教材

 共著『mic-j N3 語彙』首都大学東京 国際課 2018、3月
 共著『きらきらオノマトペ』WEB 教材 2014年公開
 共著『mic-J 東京語のアクセント』WEB教材 2010年公開

3.学術論文
(共著)「日本語の格助詞「に」とモンゴル語の格語尾「 ᠳᠤ ‍/ ᠲᠦ」の対照研究―意味用法に着目して―」2022年 pp.53-63(『人文学報』No.518-7 )
「内モンゴルホルチン方言における子音[n]と[l]の交替について」『現代中国における言語政策と言語継承』第六巻 pp.130-143
(単著)「カンボジア人日本語学習者における日本語「カ行」・「サ行」の口蓋化音の知覚について」2021年 pp.25-32(『人文学報』No.517-7 )
(単著)「日本語学習者の理解程度に現れる母語の影響―バイリンガルとモノリンガルの比較を通して―」『日本語研究』38号 pp.45-58(2018年)

(単著)「促音の知覚・その単語内の位置による相違―モンゴル語母語話者と中国語母語話者を対象に―」『日本語研究』35号pp.1-14(2015年)
(単著)「モンゴル語母語話者における促音習得のプロセス」『日本語研究』34号pp.1-14(2014年)
(単著)「モンゴル語母語話者における促音の知覚の特徴―日本語母語話者と中国語母語話者との比較を通して―」『日本語研究』33号 pp.45-58(2013年)
(単著)「日本語学習者の理解程度に影響を及ぼす要因―中国籍モンゴル語母語話者と中国語母語話者の聴解テストを比較して―」『日本語研究』31号pp.49-62(2011年)

4.研究発表(主な業績)
 「日本語の格助詞「デ格」とモンゴル語の造格[bər]/[jər]の比較」『韓国日本語学会 第46回国際学術大会』(2022年9月)
 「異なる言語を持つ日本語学習者の長音の知覚の相違」『2021年度秋季日本語教育学会予稿集』PP.236‐241(2021年11月)
 「モンゴル語を母語とする日本語学習者における長音の知覚について」『2020年度秋季日本語教育学会予稿集』PP.85‐90(2020年11月)
 「カンボジア人日本語学習者における日本語の「キャ」行と「シャ」行の知覚について」『2019年度秋季日本語教育学会予稿集』PP.85‐90(2019年11月)
 「中国語母語話者における長音の知覚に与える影響」『中国語話者のための日本語教育研究会 第 45回研究会』(2019年3月)
  • 日本語教育学講義
  • 日本語教育学講義
  • 組織再編前旧課程の同時開講科目等が含まれており、掲載されている全ての科目を開講するわけではありません。

連絡先

研究室

5号館633号室

内線番号

内線1444

メールアドレス

liuyl●tmu.ac.jp
(メールを送信される場合は●を@に変換してください)