教員イメージ
OKUNO Yukiko
教授

奥野 由紀子 オクノ ユキコ おくの ゆきこ

プロフィール

所属

東京都立大学人文社会学部 人間社会学科 日本語教育学教室
人文科学研究科 人間科学専攻 日本語教育学分野

最終学歴・学位

博士(教育学)

専門・研究分野

日本語教育学・第二言語習得研究

研究

研究テーマ

専門は第二言語習得研究。日本語教育学。
第二言語としての日本語の使用者の習得に関わる要因、メカニズムを探る研究を言語転移、言語ストラテジー、言語環境、行為主体性、学習者心理など様々な角度から行っている。
同時に、平和を目指したことばの教育に取り組んでおり、CLIL(内容言語統合アプローチ)を活用して、協学・異文化理解を通し、ことばの習得だけではなく、多様な背景を持つ人々との共生、社会的課題の解決に向けた内容を学びながら、思考力を育む実践研究を行っている。

研究キーワード

日本語教育学・第二言語習得研究・「じゃないですか」・「の」・言語転移・中間言語変異性・気づき・
・CLIL・日本語教師養成・貧困・移民・難民・発話スタイル・陳述副詞・主観性・視点・名詞句・雑談・生きた聞き取り・言語の社会化
・行為主体性・スキャフォールディング・ストーリーテリング・I-JAS・CLD児・OPI・プロフィシエンシー・日本語学習者コーパス・CLIL・トランスランゲージング・言語双方向的研究・TEA・ウェルフェア リングイスティックス・戦略的共感・複雑系理論・ホリスティックアプローチ・

研究紹介

詳細情報

著書
1(共著)「学校プリントから考える 外国人保護者とのコミュニケーション 」2023.3くろしお出版
2(共著)「日本語プロフィシェンシー研究の広がり」2022.10ひつじ書房
3(共著)「一語から始める小さな日本語学」2022.8ひつじ書房
4(編著)「第二言語学習の心理 個人差研究からのアプローチ」2022.9くろしお出版
5(編著)「日本語でPEACE CLIL実践ガイド 」2022.3凡人社
6(共著)「リアルな会話で学ぶ にほんご初中級リスニング Alive」2021.11The Japan Times
7(共著)「超基礎・第二言語習得研究」2021.12 くろしお出版
8(編著)「日本語×世界の課題を学ぶ 日本語でPEACE[Poverty中上級]」2021.8凡人社
9(共著)「OPIによる会話能力の評価」pp.152-185 2020.2 凡人社
10(共著)「超基礎・日本語教育」pp.105-135 2019.6 くろしお出版
11(共著)「シリーズ:コーパスで学ぶ日本語学 日本語教育への応用」pp.2018.10 朝倉書店
12(編著)「日本語教師のためのCLIL(内容言語統合型学習)入門」pp.2-40 2018.5凡人社
13(共著)「日本語教育のためのタスク別書き言葉コーパス」pp.101-132,pp.353-378 2014.3 ひつじ書房
14(共著)「日本語教育のためのコミュニケーション研究」第2部 非母語話者の日本語コミュニケーション 非母語話者の日本語コミュニケーションの問題点pp.85-104 2012.5 くろしお出版 
15(単著)「第二言語習得過程における言語転移の研究-日本語学習者による「の」の過剰使用を対象に-」2005.3風間書房
16(単著)「日本語教育能力検定試験 合格するための本」2004.アルク

教材 
1(共著)「リアルな会話で学ぶ にほんご初中級リスニング Alive」The Japan Times 2021年
2(共著)生きた会話を学ぶ中級から上級への日本語なりきりリスニング』The Japan Times 2016 年
2(共著・主編)「新界標日本語Ⅱ 総合教程 練習冊」上海:復旦大学出版社、2015年
3(共著・主編)新界標日本語Ⅰ 総合教程 練習帳』上海:復旦大学出版社、2014年
4(共著)「新界標日本語Ⅰ 総合教程」上海:復旦大学出版社、2013年
5(共著)「新界標日本語Ⅱ 総合教程』上海:復旦大学出版社、2013年
6(共著)「新・生きた素材で学ぶ 新・中級から上級への日本語ワークブック」The Japan Times

学術論文
・(単著)「アフガニスタン退避家族の支援の試みとこれから」『連絡会議論文集vol.35』pp.147-154.
・(共著)「移民・難民をテーマとした大学授業における教師の後悔が投げかけるもの ―戦略的共感の必要性―」『The 28th Princeton Japanese Pedagogy Forum PROCEEDINGS』 pp.122-131.
・(共著)「Japanese L2 learners’ subjective construal: an analysis of expressions of emotion and evaluation in written storytelling found in I-JAS data」Jounral of Japanese Linguistics, 38(1). 49-69.
・(共著)「内容言語統合型学習(CLIL)によるオンライン海外実習の試み―非母語話者実習生の変容に着目して―」『日本語研究』第42号, pp.77-90.
・(単著)「日本語L2使用者の陳述副詞のスタイル変化-縦断的な発話データからの考察-」pp.11-23 2021. 『人文学報』第517-7号,東京都立大学都市教養学部人文・社会系 東京都立大学人文科学研究科
・(共著)「初中級における世界の食や環境をテーマにしたCLIL実践-言語・認知的負担に配慮したコースデザイン-」奥野由紀子(筆頭)・呉佳穎pp.21-32 2020. 『人文学報』第516-7号,首都大学東京都市教養学部人文・社会系 首都大学東京人文科学研究科
・(共著)「日本語CLIL授業における学習者の思考の深化過程-ディスカッションにみられるキーワードと視点からの考察-」元田静・奥野由紀子pp.362-373 2020. 『第23回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム発表論文集』ヨーロッパ日本語教師会
・(共著)「日本語学習者は事態把握の主観性をどう表現するのか-I-JASのストーリー描写における母語による相違点からの分析-」矢吹ソウ典子・奥野由紀子pp.289-300 2020. 『The 26th Princeton Japanese Pedagogy Forum PROCEEDING 』
・(共著)「多様な言語と文化における CLIL 実践の可能性-英語、日本語、消滅危機言語などを巡って-」笹島茂・土屋恵子・奥野由紀子・藤田ラウンド幸世pp.9-19 2019. 『J-CLIL Newsletter』 vol.4
・(単著)「内容+言語」の教育と習得 ―序にかえて―」pp.5-9 2019.『第二言語としての日本語の習得研究』第22号
・(共著)「内容言語統合型学習(CLIL)の実践と効果-日本語教育への新しい教育的アプローチ-」小林明子・奥野由紀子 pp.29-43 2019. 『第二言語としての日本語の習得研究』
・(共著)「名詞句の日中言語双方向的検討による翻訳課題からの考察 ―親密度・定式度への考慮の必要性―」奥野由紀子(筆頭)・王婧瑶 pp.67-78 2019. 首都大学東京人文科学研究科『人文学報』
・(共著)(査読付)「アカデミックな日本語学習のためのシラバス構築の試み-会話・聴解の場面・機能から見る学習シラバス-」栁田直美・澁川晶・奥野由紀pp.17-28 2019.一橋大学国際教育交流センター紀要第1号
・(共著)(査読付)「日本語学習者の能動態と受動態の使用傾向にみられる母語による違い-中国語とドイツ語での語りの比較から-」奥野由紀子(筆頭)・呉佳穎・村田裕美子 pp.79-93 2019.『日本語研究』39
・(共著)「多様な言語と文化におけるCLIL実践の可能性―英語、日本語、消滅危機言語などを巡って―」笹島茂・土屋慶子・奥野由紀子・藤田ラウンド幸世 pp.9-19 J-CLIL Newsletter vol.04
・(単著)「日本語学習者に共通して見られる現象と母語による違い―I-JAS のストーリー描写課題の分析より―」pp.67-75 2018.4 日本語教育連絡会議2017論文集Vol.30.
・(単著)「岡ノ谷一夫著『言葉はなぜ生まれたのか』」pp.272-273 『日本語/日本語教育研究』第9号
・(共著)(査読付)「ライティング評価による内容言語統合型学(CLIL)の有効性の検討「PEACE」プログラムの実践を通して」佐藤礼子・奥野由紀子 pp.80-97 2017.12『第二言語としての日本語の習得研究』第20号,第二言語習得研究会
・(共著)(査読付)「世界の平和と貧困問題をテーマとした内容言語統合型学習(CLIL)の実践」奥野由紀子(筆頭)・小林明子 pp.176-185 2917.9 『The 23rd Princeton Japanese Pedagogy Forum PROCEEDINGS』
・(単著)(査読付)「参加型聴解教材『なりきりリスニング』を用いた授業実践-実習生の振り返りからの考察-」pp.89-104 2017.6 『日本語研究』37
・(共著)「参加型聴解素材を用いた聴解教育実習の試みー実習生の振り返りからの考察ー」奥野由紀子(筆頭)・金庭久美子・山森理恵 pp.36-44 2016.8 大韓日本文化学会学術 大会予稿集
・(単著)(査読付)「日本語母語話者へのCLIL(Content and Language Integrated Learning)の有効性の検討-大学初年次教育履修生の変容に着目して』pp.43-46 2016.6 『日本語研究』36
・(単著)「聞く」プロフィシェンシーを高める練習方法の転換―学習者の会話事例からの考察―」pp.246-268 2016.11 『日本学研究叢書第1巻 日本語教育研究』外語教学与研究出版社
・(単著)「日本語の習得過程における言語転移研究の挑戦 -方法論に着目してー」pp.110-123 2015.11『日本語学』34-14
・(共著)「新しい日本語教材ー会話・聴解ー」奥野由紀子(筆頭)・澁川晶・栁田直美pp.81-88 2015. 『ことばと文字』4号
・(共著)(査読付)「『話す』課題と『書く』課題に見られる中間言語変異性ーストーリー描写課題における「食べられてしまっていた」部を対象にー」奥野由紀子(筆頭)・Dianni Risda pp.121-134 2015.『国立国語研修所論集』9
・(共著)(査読付))「『励まし』の手紙文における文末文体への教室指導―タスク中心の教授法(TBLT)―」奥野由紀子(筆頭)・山森理恵 pp.50-61 2015.『日本語プロフィシェンシー研究』(研究ノート)第3号
・(単著)「テレンス・オドリン著丹下省吾訳『言語転移』」pp.230-231 『日本語/日本語教育研究』第6号
・(共著)(査読付)「聞く過程の強化と自己成長を促す教材開発に向けて―『聞き返し』に着目して」山森理恵・金庭久美子・奥野由紀子・鎌田修 pp.229-238 2014. Journal CAJLE vol.16,カナダ日本語教育振興会
・(単著)「日本語学習者のことば:母語と目標言語の間」pp.30-45 2014.『日本語学』vol.33-1 明治書院(依頼論文)
・(単著)「『新・生きた素材で学ぶ中級から上級への日本語』―実際の使用とワークブックの開発まで」pp.136-144 『日本語プロフィシェンシー研究』第2号(書評論文)
・(共著)(査読付)「談話における確認表現の「じゃないか」―『女性のことば』『男性のことば』のデータから―」金庭久美子・山森理恵・奥野由紀子 pp.73-89 2013. 横浜国立大学留学生センター『留学生センター教育研究論集』 第21号2013年
・(共著)(査読付)「じゃないですか」「じゃない」「じゃん」の確認要求表現を用いた段落形成―学習者と日本語母語話者の会話から―奥野由紀子(筆頭)・金庭久美子・山森理恵pp.157-168 2012. The 19th Princeton Japanese Pedagogy Forum Proceedings Princeton University 8.Princeton University U.S.A.
・(共著)(査読付)「中級停滞者の縦断的発話の分析―動詞語彙・単文・複文に着目して―」山森理恵・金庭久美子・奥野由紀子 pp.115-136 2012. 『留学生センター教育研究論集』第19号
・(共著)(査読付)「漢字圏学習者の「の」の脱落における言語転移の様相 ―「の」「의」「的」の対応関係に着目して―」奥野由紀子(筆頭)・金玄珠 pp.77-89 2011. 『国立国語研究所 論集』第2号.国語国立研究所
・(単著)「「きく」プロフィシエンシーを高める授業思案-「きく」過程を強化する練習方法を中心に-」pp.49-56 2011.(依頼論文)『日語教学研究』華東師範大学出版社 2011
・(共著)(査読付)「日韓共同理工系学部留学生の縦断的な発話分析-終助詞を中心とした文末表現に注目して-」金庭久美子・山森理恵・奥野由紀子 pp.5-32 2011. 留学生センター教育研究論集 第18号
・(共著)(査読付)「日韓共同理工系学部留学生の縦断的な発話分析―繰り返し・言い換えに着目して―」 pp.148-159 2010. 『日本OPI研究会20周年記念論集』日本OPI研究会
・(共著)(査読付)「日本語学習者の『の』の脱落に関する一考察 -横断的発話資料に基づいて-」奥野由紀子(筆頭)・金玄珠 pp.45-63 2010. 留学生センター教育研究論集 第17号
・(共著)(査読付)「講義支援システム(Jenzabar)を利用した読解授業の試み―橋渡し型Blended Learningの提案―」金庭久美子・奥野由紀子 pp.15-35 2009.留学生センター教育研究論集 第16号
・(単著)「大関浩美著『第一・第二言語における日本語名詞修飾節の習得過程』」pp.145-158 『第二言語としての日本語の習得研究』第12号
・(共著)(査読付)「プレイスメント・テストと学部中級日本語クラスに関する報告」奥野由紀子(筆頭)・丸山千歌・四方田千恵 pp.75-92 2008. 留学生センター教育研究論集 第15号
・(単著)「第二言語習得過程における言語転移の認証を求めて―名詞修飾における「の」を中心に―」pp.86-105 『第二言語習得・教育の最前線』2008年版 お茶の水女子大学 日本言語文化学研究会
・(共著)(査読付)「対照言語分析仮説の予測再考-「の」と「의」に関する日韓双方向的研究に基づいて-」奥野由紀子(筆頭)・金玄珠 pp.39-50 2007. 日本学報 第73号韓国日本学会
・(共著)「学部留学生の日本語力に関する報告-中級者に対する試みと提案-」小川誉子美・丸山千歌・奥野由紀子 pp.31-45 2004. 横浜国立大学留学生センター紀要 第11号
・(単著)「日本語学習者の『の』の過剰使用にみられる言語処理のストラテジー」pp.47-60 2004. 横浜国立大学留学生センター紀要 第11号
・(共著)(査読付)"Analysis of 'clause' based on longitudinal speech data focusing on the use- with a focus on kedo by the advanced level of learner"奥野由紀子(筆頭)・松島弘枝・三井久美子・山田あづさ・山本真知子 pp.31-49 2004. The 3rd International Symposium on OPI, The 12th Princeton Japanese Pedagogy Forum Proceedings Princeton University
・(単著)(査読付)「上級日本語学習者における言語転移の可能性―「の」の過剰使用に関する文法性判断テストに基づいて―」pp.79-88 2003. 『日本語教育』116号
・(共著)(査読付)「OPI発話データにおける『テキストの型』の内容分析―「節」を指標とした個人内変化と判定レベルの関連性を中心に―」奥野由紀子(筆頭)・金澤眞智子・宮瀬真理・山本真知子 pp.101-111 2002. 『日本語OPI 10周年記念合同フォーラム論文集』日本語OPI研究会」
・(単著)(査読付)「日本語学習者の『の』の過剰使用の要因に関する一考察―縦断的な発話調査に基づいて―」pp.187-195 2001. 『広島大学大学院教育学研究科紀要 第二部』第50号
・(単著)「英語母語話者の願望疑問文使用の要因とその指導に関する一考察―『言語転移』以外の観点を含めて―」pp.18-30 2001. 京都外国語大学『日本語・日本語文化研究』第8号
・(単著)(査読付)「第二言語習得における言語転移の認証―先行研究からの課題―」pp.384-389 2000. 『広島大学大学院教育学研究紀要 第二部』第46
・(単著)「ニュージーランドにおける日本語教育-新カリキュラムの特徴と課題-」pp.1-7 1999. 『広島大学日本語学科紀要 第9号』
・(単著)(査読付)「日本語願望疑問文の習得に関する研究-願望疑問文使用制約の調査に基づいて-」pp.398-403 1998. 『広島大学大学院教育学研究紀要 第二部』第44巻

学位論文・書評論文・講演論文
・「『新・生きた素材で学ぶ中級から上級への日本語』―実際の使用とワークブックの開発まで」『日本語プロフィシェンシー研究』第2号(書評論文)pp.136-144.2014年(単著)
・「大関浩美著『第一・第二言語における日本語名詞修飾節の習得過程』」 『第二言語としての日本語の習得研究』第12号(依頼書評論)pp.145-158.2009年(単著)
・「第二言語習得過程における言語転移の認証を求めて―名詞修飾における『の』を中心に―」『第二言語習得・教育の最前線』2008年版 お茶の水女子大学 日本言語文化学研究会(講演録)pp.86-105.2008年(単著)
・「第二言語としての日本語の習得過程における言語転移の研究-『の』の過剰使用を中心として-」広島大学大学院教育学研究科(博士論文)全160頁 2003年(単著)

学会発表
・「SLA の知見から「プロフィシェンシー」再考「L2 使用者の主体性が促す言語の社会化-縦断的な発話のスタイル変化に着目して-」2021.6 日本語プロフィシェンシー研究学会 10 周年記念シンポジウム
・「内容言語統合型学習(CLIL)によるオンライン海外実習の試み」2021.5 2021年度日本語教育学会春季大会
・「生の雑談を「聞き手参加型聴解」教材へデザインする―芸術としてのコミュニケーションを目指して―」2021.3 言語文化教育研究学会第7回年次大会
・「日本語学習者による事態把握の主観性-I-JASのストーリー描写における情意・評価表現の分析-」2020.12 NINJAL国際シンポジウム「第11回日本語実用言語学国際会議(ICPLJ11)」
・「何のための多読?すぐれた多読学習材とは?-知的好奇心を刺激する多読学習材をめざして-」2020.11現代社会再考プロジェクト
・「日本語教育と英語教育と多言語多文化教育」2020.10 日本CLIL教育学会第3回大会
・「国内の日本語教育とCLILの可能性」2020.10 日本CLIL教育学会第3回大会
・「日本語CLIL授業におけるディスカッションの分析 −思考の深化に着目して−」2020.6 日本CLIL教育学会第20会例会
・「日本語学習者の能動態と受動態の使用傾向にみられる母語による違い-中国語とドイツ語による語りの比較から-」2020.6 I-JAS完成記念シンポジウム
・「「話す」課題と「書く」課題にみられる中間言語変異性-I-JASにおけるストーリー描写課題の分析より-」2020.6 I-JAS完成記念シンポジウム
・「スタート期にどのような支援が行われているのか―大学と地域の中学校との取り組みにおける「B君ノート」の分析―」2020.3 子どもの日本語教育研究会第4回研究会
・(国際学会)「CLIL授業において学習者の思考はどのように深まるのか-トランスランゲージングからの考察-」2019.12 韓国日本語教育学会 第36回冬季国際学術大会,祥明大学校
・(国際学会)「初中級学習者が聞き手参加型聴解を行うために-生の雑談の分析に基づいて-」2019.11 第一回日本語プロフィシェンシー研究学会国際大会(第12回OPI国際シンポジウム)大連外国語大学
・(国際学会)「ディスカッションの中でいかに思考の深化を促すか」パネルテーマ「個を軸にした初級から上級への成長」2019.11 第一回日本語プロフィシェンシー研究学会国際大会(第12回OPI国際シンポジウム)大連外国語大学
・「日本語学習者の能動態と受動態の使用傾向にみられる母語による違い-中国語とドイツ語での語りの比較から-」2019.9 国立国語研究所学習者コーパス研究会, 広島大学東京オフィス
・(国際学会)「日本語CLIL授業における学習者の思考の深化過程-ディスカッションにみられるキーワードと視点からの考察-」2019.8 he 23rd Japanese Language Education Symposium in Europe (AJE), Univerzitet u Beogradu: Serbia
・「日本語教育における多様な学習者に対するCLILの可能性」パネルテーマ「英語以外のCLIL実践について考える―多言語多文化への対応―」2019.7 The 2nd J-CLIL Annual Bilingual,早稲田大学戸山キャンパス
・(国際学会)(基調講演)「平和の実現を目指す日本語教育実践-初中級での内容言語統合型学習(CLIL)―」2019.6 3rd International Conference on Japanese Language Education, Literature and Culture, Key note, 22 June 2019, Indonesia Education University Bandon, Indonesia
・(基調講演)「第二言語習得の視点から考える内容言語統合型学習(CLIL)-平和の実現を目指す日本語教育実践を通して-」2019.6 国際言語文化学会
・「CLIL初中級クラスにおけるコースデザインの試み―言語・認知的負担への考慮―」2019.5 2019年度日本語教育学会春季大会
・(国際学会)「会話・聴解の場面・機能から見る学習シラバス」Yoko OTA Naoko NAGATANI Yuko NAKAISHI Yukiko OKUNO Aki SHIBUKAWA Rika NINOMIYA Mayumi MIYABE『学びやすく、質の高いアカデミックな日本語学習のためのシラバス再構築の試み』2018.8 ヴェネツィア2018年日本語教育国際研究大会Venezia ICJLE 2018, Ca' Foscari University of Venice (Italy)
・(国際学会)Japanese Language Education for a Peaceful Society and the Role of Teachers:平和な社会を実現するための日本語教育実践と教師の役割-日本・ドイツ・韓国の大学における異なる学習環境に応じたトピック選択-」2018.8 ヴェネツィア2018年日本語教育国際研究大会Venezia ICJLE 2018, Ca' Foscari University of Venice (Italy)
・「教材におけるスキャフォールディングと教師によるスキャフォールディング-CLILによる日本語教材開発に向けて-」2018.7 日本CLIL教育学会(J-CLIL)第1回大会
・「未来を創ることばの教育をめざして内容重視の批判的言語教育(Critical Content-Based Instruction: CCBI)のその後」2018.6 批判的言語教育国際シンポジウム, 武蔵野大学
・(国際学会)「Role-based Listening の実践 -『なりきりリスニング』のより効果的な授業を目指して-」2018.4 韓国日語教育学会 2018 年度春季 (第 33 回)国際学術大会
・「縦断的な発話データから見る日本語学習者の言語変化-社会・文化的アプローチからの考察-」 2018.3 沖縄県日本語教育研究会第15回大会、琉球大学国際教育センター
・(国際学会)「日本語教育を通して世界の平和を―「PEACEプログラム」の実践―」 平和をめざすことばの教育(1)内容重視の批判的言語教育 2017.9 第21回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム,第21回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム, ポルトガル リスボン新大学
・(国際学会)「日本語学習者に共通して見られる現象と母語による違い―I-JAS のストーリー描写課題の分析より―」2017.8 日本語教育連絡会議, ドイツ オルデンブルクVHS
・(国際学会)「世界の平和と貧困問題をテーマとした内容言語統合型学習(CLIL)の実践」2017.5 第23回Princeton Japanese Pedagogy Forum アメリカ プリンストン大学
・「教材作成と生、生、生」2017.3 日本語プロフィシェンシー研究会 2016年度春合宿
・「『話す』と『書く』に見られる バリエーションには何が 起因しているのか? ーストーリー描写課題の結末部に着目してー」2016.12 第1回 学習者コーパスワークショップ 国語国立研究所
・「ライティング評価による内容言語統合型学習(CLIL)の有効性の検討-トレイトを用いた作文課題の比較-」2016.9 2016年日本語教育国際研究大会
・(国際学会)「縦断的なOPIデータに見られる発話スタイルの変化-学習者をとりまく環境からの考察」2016.7 第20回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム
・「学習過程を重視したCLIL(Content and Language Integrated Learning)の試みー日本語教育と大学初年次教育における同一素材を用いた実践ー」2015.10 2015年度日本語教育学会秋季大会
・(国際学会)「『聞き手参加型聴解』の教材開発」2015.8 第19回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム
・(国際学会)「聞く過程の強化と自己成長を促す教材開発に向けて―『聞き返し』に着目して」2014.8カナダ日本語教育振興会2014年度年次大会
・(国際学会)「『話す』課題と『書く』課題にみられる中間言語変異性―ストーリー描写課題における『食べられてしまった』部を対象に―」2014.7 シドニー日本語教育国際研究大会 シドニー工科大学
・(国際学会)「『励まし』の手紙文における文末文体への教室指導―ダ体の連続使用を中心に―」2013.11 第9回OPI国際シンポジウム 香港中文大学
・「日本語母語話者と非母語話者による三種の話し言葉データからみた『じゃないか』」2013.1 「多文化共生社会における日本語教育研究」研究発表会 国語国立研究所
・「ー日中協働プロジェクト『新界標日本語』の開発及び試行ー」2012.8 世界日語教育研究大会(ICJLE2012)名古屋外国語大学
・「談話における確認表現の「じゃないか」―『女性のことば』『男性のことば』のデータから―」2012.8 世界日語教育研究大会(ICJLE2012)名古屋外国語大学
・(国際学会)「じゃないですか」「じゃない」「じゃん」の確認要求表現を用いた段落形成―学習者と日本語母語話者の会話から」2012.8 The 19th Princeton Japanese Pedagogy Forum at Princeton University U.S.A.
・「日本語学習者の「の」の脱落から見えてくるもの -コーパスと文法性判断テストの分析から-」2011.11 多文化共生社会における日本語教育研究 研究発表会 国立国語研究所
・(国際学会)「中級停滞者は本当に伸びていないのか―会話における縦断的発達に着目して―」2011.8 世界日語教育研究大会(ICJLE2011)天津外国語大学(中国)
・(国際学会)「新しい日本語教材開発のための中日協同プロジェクトがもたらすもの-[Can-do Statement-]を用いた教材開発」2011.8 世界日語教育研究大会(ICJLE2011)天津外国語大学(中国)
・(国際学会)「漢字圏学習者の「の」の脱落における言語転移の様相 ―「の」「의」「的」の対応関係に着目して―」2011.3 The Seventh International Conference on Practical Linguistics of Japanese(ICPLJ7)サンフランシスコ州立大学
・(国際学会)「韓国語人学習者の名詞句に関する文法性判断の特徴:「の」の脱落を中心に」
2010.12 韓国日語日文学会(2010年度冬季学術大会)建国大学
・「日韓共同理工系学部留学生の縦断的な発話分析 ―終助詞を中心とした文末部の表現に注目して― 」2010.7 日本語プロフィシェンシー研究会国際シンポジウム
・(国際学会)「コミュニケーションのための「聞く」WEB教材の開発」2010.8 2010年世界日本語教育大会 台湾国立政治大学
・(招待講演)「ある韓国人留学生の 縦断的な発話の変化 -「つなぎの要素」に着目して-」2009.8 日本語OPI研究会20周年公開定例会アルク
・(国際学会)(招待講演)「生教材を用いた聴解授業の試み」2010.5 全国高校日語教学法専題会議 華東師範大学
・(国際学会)「接触場面における聴解能力の開発:「聴くプロフィシェンシー」を高める教材とは」2009.7 日本語教育学会国際大会 オーストラリアニューサウスウェルズ大学
・「学習者はどのように聞いているのか ―ママ友会話の事例から―」2009.3 関西OPI研究会10周年記念合宿パネル「様々な場面における日本語会話の習得」
・(招待講演)「第二言語習得過程における言語転移の認証を求めて―名詞修飾における「の」を中心に―」 2008.5 第65回第2言語習得研究会
・「中国語話者の連体修飾構造の分析―日本語学習者の発話データに基づいて-」2008.8 第10回 中国語話者のための日本語教育研究会大阪府立大
・(国際学会)「名詞にかかる修飾構造の日中韓対照研究―<の><的><의>の使用の有無を中心に― 」2008.7 日本語教育学会世界大会2008. 釜山外国語大學
・(国際学会)「L2上級学習者の「の」と「ɯi」に関する日韓双方向的検討-対照分析仮説により説明しやすい条件・しにくい条件-」2007.7 韓国日本学連合会 第5回 国際学術大会
・「日韓双方向性による言語転移の検討―名詞修飾における「の」と「ɯi」を対象に―」2005.5 日本語教育学会春季大会
・(国際学会)"Analysis of 'clause' based on longitudinal speech data focusing on the use- with a focus on kedo by the advanced level of learner"2004.8 The 3rd International Symposium on OPI, The 12th Princeton Japanese Pedagogy Forum at Princeton University U.S.A.
・(国際学会)「文法性判断にみられる日本語学習者の中間言語不確定性-連体格助詞「の」の脱落と過剰使用を中心に-」2004.7韓国日本学連合会 第2回 国際学術大会
・「上級日本語学習者の「の」の過剰使用にみられる言語転移の可能性―知識と運用の観点から―」2002.12 第二言語習得研究会全国大会
・「日本語学習者の『の』の過剰使用の要因に関する一考察―縦断的な発話調査に基づいて―」2001.9日本語教育学会第6回研究集会
・「OPI中上級学習者に対するフィードバック再考―修飾構造の発達の観点から―」2001.3日本語OPI 10周年記念フォーラム
・「第二言語習得における言語転移の認証―先行研究からの課題―」2000.11中四国教育学会大会
・「ある日本語教師と聴覚障害をもつ日本語学習者とのジャーナル事例報告―」2000.5異文化間教育学会第21回大会
・「英語母語話者の『*私のパーティーにきたいですか』使用の実態とその指導に関する一考察」1999.10日本語教育学会秋季大会
・「願望疑問文の習得研究-英語を母語とする日本語学習者を中心に-」1999.2関西第二言語習得研究会
・「日本語願望疑問文の習得に関する研究-願望疑問文使用制約の調査に基づいて-」1998.11中国四国教育学会第50回大会
・「ニュージーランドにおける日本語教員養成の必要性」1998.9日本語教育学会第7回研究集会研究報告
・「ジャーナル・サポートネットワークの拡大に向けて」1996.10日本語教育学会第8回研究集会

教育方法・教育実践に関する発表、講演等
・お茶の水女子大学国際教育センター主催公開講演会「日本語教師のためのCLIL入門ー理論と実践ー」(2021.10)
・聖心女子大学グローバル共生研究所 地域日本語教室ボランティア養成講座/夏「言語習得のしくみを考える~言葉を習得するメカニズムについて基本的なことから最新の見解も含めて紹介~」(2021.8)
・四国大学日本語教員養成課程検討・実施委員会主催研修会「魅力ある日本語教員養成課程の充実に向けて―日本語教育の視点を持った人材の育成―」(2021.2)
・金沢大学松田研究室「SLAと言語転移と私」(2021.1)
・聖心女子大学グローバル共生研究所 地域日本語教室ボランティア養成講座「言語習得のしくみを考える~言葉を習得するメカニズムについて基本的なことから最新の見解も含め、専門家が紹介~」(2021.1)
・くろしお出版「日本語教師の育て方 ―『超基礎・日本語教育』を使った日本語教師養成」(2020.11)
・第51回アカデミックジャパニーズグループ定例研究会「CLILの理論と実践」(2020.10)
・日本語FD講演会, 上智大学言語教育研究センター「日本語中級学習者の学びと教師の役割」(2019.10)
・「日本語教師のためのCLIL入門―ワークショップ編―「日本語教師のためのCLIL入門―理論と実践例の紹介―」「日本語教師のためのCLIL入門―ワークショップ編―」(2019.8)
・ポーランド日本語教師会ポーランドワルシャワ大学「日本語学習者を対象とした内容言語統合型学習-第二言語習得の 視点から-」(2018.3)
・日本語/日本語教育研究会第9回大会「岡ノ谷一夫著『言葉はなぜうまれたのか』(文芸春秋, 2010年)」(2017.10)
・国際日本語普及協会所属日本語教師会員研修, 公益社団法人国際日本語普及協会「『生きた会話を学ぶ中級から上級への日本語なりきりリスニング』の教え方と学習者の縦断的変化」(2017.9)
・特別強化事業費助成金(「別府大学GP」)「語学教育における教授法と教材に関する研究」プロジェクト「生きた素材による日本語聴解教材の開発 ~『日本語なりきりリスニング』を中心に~」(2017.2)
・凡人社日本語サロン研修会 ECC日本語学院名古屋校「生きた素材による日本語教育~『日本語なりきりリスニング』を中心に~」(2016.7)
・上海普通高校伏秀教材賞『新界標日語協程1,2』『新界標日語練習帳1,2』復旦大学出版社 2015.4
・早稲田大学ティーチングアワード 科目名:第二言語習得論 2023.3
第二言語習得研究会
・『第二言語としての日本語の習得研究』ジャーナル委員長(2020.1~)
・『第二言語としての日本語の習得研究』ジャーナル副委員長(2017.12~2020.1)
・会計監査(2011.12~2020.1)
・『第二言語としての日本語の習得研究』査読委員(2008.12~2011)
日本語教育学会
・理事(2019.5~)
・企画運営委員会・副委員長(2015.5~2019)
・日本語教育国際大会東京2004大会実行委員(2004.8)
・日本語教育学会春季大会実行委員(2005.5)
大韓日本文化学会
・海外理事(2015.3~)
韓国日本語学会
・海外理事(2011.3~)
日本第二言語習得学会(J-SLA)
・運営委員(2014.2~2019.3)
関東第二言語習得研究会
・企画運営委員(2009.4~)
関西OPI研究会
・運営委員(2002.4~2006)
日本CLIL教育学会
・日本語教育支部委員長(2021.4~)
中国語話者のための日本語教育研究会
・運営委員(2007-2010)
日本語プロフィシェンシー研究学会
ヨーロッパ日本語教師会
社会言語科学会
日本語言語文化教育研究会
・国内外の日本語教師研修や講演活動等
・パスウェイズジャパン 評議員(2021.10~)
・NPO法人アラジ 理事(2020.5~)
・カナダのヨーク大学の研究者と主観表現や複言語話者に関する共同研究を行っている。(2019~)
・難民の高等教育支援に関して、国連やJICAと共に協議している。(2018~)
・シリア内戦で日本語の学習の継続が難しくなったシリア出身の学生を研究生として招き、アラビア語で日本語を教えるE-ラーニング開発を支援(2016.4~)
・八王子市立由木中学校へ大学院生による外国人生徒の支援のコーディネート、および中国出身の生徒への、学習支援、日本語支援を院生と研究生とともに行った。(2019.5~2021)
・フランスの協定校イナルコ研究所での日本語教育を見学し、日本語教育についての協議を行った。(2018)
・在ポーランド日本大使館主催、日本語弁論大会の審査委員を行った。(2018)
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  • 組織再編前旧課程の同時開講科目等が含まれており、掲載されている全ての科目を開講するわけではありません。

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5号棟 524

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月曜日午後 (2023年度は特別研究休暇取得)

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