OSAWA Mugi
教授

大澤 麦 オオサワ ムギ おおさわ むぎ

プロフィール

所属

東京都立大学法学部 法学科 政治学コース
法学政治学研究科 法学政治学専攻

最終学歴・学位

慶應義塾大学法学部政治学科卒業・法学士 明治学院大学大学院法学研究科博士後期課程修了・博士(法学)

専門・研究分野

西洋政治思想史

研究

研究テーマ

17世紀イングランドの政治思想を、とくにピューリタン革命期の共和主義の動態についての研究を中心に行っている。その際に、国家と教会との相互連関に大きな関心を置いている。

研究キーワード

寛容、自由主義、民主主義、教会と国家、イギリス革命、ピューリタニズム、共和主義、良心、契約論、レヴェラーズ、クロムウェル、立憲主義、ジェームズ・ハリントン、ジョン・ミルトン、ジョン・ロック

詳細情報

<著書>
・『岩波講座政治哲学1 主権と自由』(共著)岩波書店(2014年)
・『政治概念の歴史的展開』第1巻(共著)晃洋書房(2004年)
・『デモクラシーにおける討論の生誕:ピューリタン革命におけるパトニー討論』(共編訳)聖学院大学出版会(1999年)
・『イギリス・デモクラシーの擁護者A・D・リンゼイ:その人と思想』(共著)聖学院大学出版会(1998年)
・『自然権としてのプロパティ:イングランド革命における急進主義政治思想の展開』成文堂(1995年)

<論文>
・「ニュース誌『モデレート』(1648~9年)と革命期イングランドの急進主義政治思想」『法学会雑誌』64巻1号(2023年7月)
・「マーチャモント・ニーダムの共和国論:ジャーナリズムのなかの『自由な国家』」『法学会雑誌』62巻1号(2021年7月)
・「暴政批判のレトリック:ジョン・ストリーター『アリストテレス論』とその歴史的文脈」『ピューリタニズム研究』第12号(2018年3月)
・「クロムウェル護国卿体制における共和派(コモンウェルス=メン)の政治理念」『法学会雑誌』57巻2号(2017年1月)
・「オリヴァ・クロムウェルの護国卿体制と成文憲法」『法学会雑誌』56巻1号(2015年)
・「共和制イングランドの政治原理:「国王殺し」と契約論」『法学会雑誌』54巻1号(2013年)
・「共和制イングランドの成立とレヴェラーズの『人民協約』:英国共和主義思想における社会契約論」『法学会雑誌』52巻1号(2011年)
・「寛容論の思想的源泉としての良心」『思想』9月号(2009年)
・「マイケル・ウォルツァーの寛容論」『法学研究』76巻12号(2003年)
・「ジョン・ロックにおける寛容の概念」『政治思想研究』2号(2002年)
・「現代寛容論の一断面」『聖学院大学総合研究所紀要』21(2001年)
・「ジョン・ロック『寛容書簡』とその文脈」『聖学院大学総合研究所紀要』16(2000年)
・「ジョージ・ローソンとジョン・ロック」『聖学院大学総合研究所紀要』13(1998年)
・「ジョージ・ローソンの公共空間」『聖学院大学総合研究所紀要』12(1998年)
・「「統治の解体」論と抵抗権理論:G・ローソン『聖俗政体論』とイングランド革命」『法学研究』69巻10号(1996年)
・「ロバート・ファーガソンの政治思想」『イギリス哲学研究』17(1994年)ほか

<訳書>
・『デモクラシーにおける討論の生誕:ピューリタン革命におけるパトニー討論』(共編訳)聖学院大学出版会(1999年)。
・リンゼイ『諸教会と民主主義』(共訳)聖学院大学出版会(2006年)。

ほか
日本政治学会、政治思想学会(理事)、日本ピューリタニズム学会(常任理事、企画委員長)、初期アメリカ学会、日本西洋史学会
  • 法律学政治学演習(政治学古典文献講読)
  • 法律学政治学演習(政治学古典文献講読)
  • 西洋政治思想史Ⅰ
  • 西洋政治思想史Ⅱ
  • 西洋政治思想史Ⅰ
  • 西洋政治思想史Ⅱ
  • 政治思想史特殊研究Ⅱ
  • 政治思想史特殊研究Ⅱ
  • 政治学総合演習
  • 政治思想史特殊研究Ⅱ
  • 政治思想史特殊研究Ⅱ
  • 政治学総合演習
  • 政治学総合演習
  • 政治学総合演習
  • 政治学総合演習
  • 政治学総合演習
  • 政治思想史特殊研究Ⅰ
  • 政治思想史特殊研究Ⅰ
  • 政治理論入門
  • 組織再編前旧課程の同時開講科目等が含まれており、掲載されている全ての科目を開講するわけではありません。

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オフィスアワー

オフィスアワーは特に設定しないが、私の担当する科目に関する質問はすべて毎回の授業中もしくは授業終了後に教室で随時受けつける。それ以外の時間を希望する場合は、事前に教室で問い合わせること。