「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2014」で学生サークル「鳥人間部T-MIT」が準優勝、「人力飛行機研究会MaPPL」が3位

報道発表

 「Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2014」が7月26日に滋賀県彦根市の琵琶湖にて開催され、人力プロペラ機タイムトライアル部門で、首都大学東京の学生サークル「鳥人間部T-MIT」(部長 三木あや(システムデザイン学部3年)、外41名)が準優勝、また滑空機部門では「人力飛行機研究会MaPPL」(部長 石黒多紀(人文・社会系3年)、外37名)が、今年は360.99mとMaPPLにおいての最高記録を更新して、3位という好成績となりました。

人力プロペラ機の飛行 試験飛行での鳥人間部T-MITメンバー
人力プロペラ機の飛行 試験飛行での鳥人間部T-MITメンバー

 「鳥人間部T-MIT」では、出場前年の8月から機体の設計、試作が始まり、翌年4月頃に完成、5、6月には試験飛行を行います。これまでの技術を引き継ぎ、新しい機構も取り入れながら機体は年々進化しています。

滑空機の飛行 MaPPLメンバー
滑空機の飛行 MaPPLメンバー
鳥人間コンテストとは

 鳥人間コンテストとは、読売テレビ放送株式会社がテレビ番組制作を目的とした自作人力飛行機による飛行距離および飛行時間を競う大会で、今大会で37回目となります。
 競技は、「滑空機部門」、「人力プロペラ機ディスタンス部門」の飛行距離競技と、一定条件下のもとで達成時間を競う「人力プロペラ機タイムトライアル部門」の3部門で実施されます。
 タイムトライアル部門は、スタートラインから500m先のポイントで旋回を行い、着水ゾーンに戻って着水するまでの速さを競います。そのため、機体の性能に加えてパイロットの操舵技術や飛行経験が大きな鍵となります。

これまでの実績

 「鳥人間部T-MIT」は、東京都立科学技術大学より引き続き2013年までに16回出場し、タイムトライアル部門3位の実績を上げています。また「人力飛行機研究会MaPPL」は、1990年の創立以来、19回出場し、過去には優勝経験もあります。

  • 鳥人間コンテスト公式ホームページ  http://www.ytv.co.jp/birdman/
参考