春田正毅名誉教授・特任教授(都市環境科学研究科分子応用科学域)(研究分野:金ナノ粒子、触媒化学)がトムソン・ロイター(本社:米国ニューヨーク)から「トムソン・ロイター引用栄誉賞(ノーベル賞 有力候補者)」を授与されることになりました。
受賞理由は「金の触媒作用の独自な基盤的発見」によるものです。
本賞は、過去20年以上にわたる学術論文の被引用数に基づいて、化学、物理学、医学・生理学、経済学分野の上位0.1パーセントにランクする研究者で特に注目すべき研究領域のリーダーと目される研究者の中から選ばれています。
また学術論文の引用とノーベル賞受賞者に対する評価は強い相互関係があることから「ノーベル賞有力候補者」として発表されています。
<春田正毅名誉教授の受賞コメント>
「金にも触媒としての働きがあることを偶然見つけたのが30年前の1982年。
以来、共同研究者や研究協力者、研究施設に恵まれ、研究を楽しみながら進めてきました。今後は、ナノ粒子よりさらに小さなクラスターに注目して、金の新しい触媒作用を生み出していきたいです。」
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