東京都立大学名誉教授/システムデザイン学部特別先導教授(エネルギーインテグリティーシステム研究センター)の多氣 昌生名誉教授が、第70回「電波の日」総務大臣表彰を受賞しました。
多氣名誉教授が、国際非電離放射線防護委員会委員や電波利用環境委員会主査等として、電波防護指針の策定等に長年にわたり寄与するとともに、生体電磁環境研究の発展に尽力し、我が国における安心・安全な電波利用の推進に多大な貢献をしたことが、功績として認められました。
受賞のコメント
「1990年6月に郵政省電気通信審議会諮問第38号「電波利用のおける人体の防護指針」が答申されました。その作業班主任として、草案作りに加わってから丁度30年になります。その後、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)委員として、国際的なガイドラインの作成にも加わり、またガイドラインの根拠に必要な多くの研究を行ってきました。これらの活動を功績として認めていただきましたが、本学の皆様のご理解とご支援がなければ、継続できなかったことです。本学の皆様に、この場をお借りして、心より感謝申し上げます。」表彰状 | 多氣名誉教授 |
【参考】電波の日(総務省ホームページより抜粋)
昭和25年(1950年)に電波法、放送法及び電波監理委員会設置法が施行され、電波の利用が広く国民に開放されたことを記念して「電波の日」を設け、国民各層の電波の利用に関する知識の普及・向上を図るとともに、電波利用の発展に資することとしている。
総務省は、電波利用の発展に貢献した個人及び団体に対して、6月1日に表彰をしている。
関連リンク
東京都立大学システムデザイン学部
https://www.sd.tmu.ac.jp/
総務省 令和2年度「電波の日・情報通信月間」における表彰
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin10_02000054.html