首都大学東京大学院ビジネススクール(経営学研究科経営学専攻経営学プログラム)は、2019年度公共経営アクションリサーチ「デザイン思考で捉えなおす公共の“場(ば)”」のパネルディスカッションと成果報告を以下のとおり開催します。
「公共の“場(ば)”」とは、公的機関の提供する物理的空間だけでなく、サイバースペース、民間や個人が提供する場、自然発生する場、それらのハイブリッドを含めて広く捉えています。パネルディスカッションでは、大学の教育研究の場におけるデザイン思考について、ビジネス、工学、芸術系大学でデザイン思考を実践している教員が登壇します。皆様の御参加をお待ちしております。
開催概要
〇開催日時
2020年2月7日(金) 19時00分~21時00分 [開場 18時30分]
〇開催場所
首都大学東京 丸の内サテライトキャンパス Room A
(東京都千代田区丸の内1-4-1 丸の内永楽ビルディング18階東京メトロ・都営地下鉄大手町駅直結)
〇主な内容
*パネルディスカッション
「大学の教育研究の場におけるデザイン思考 〜ビジネス、工学、芸術系大学の実践から〜」
齊藤 滋規 東京工業大学 環境・社会理工学院 教授
八木澤 優記 東京芸術大学 デザイン科、東京工業大学 環境・社会理工学院 非常勤講師
竹田 陽子 首都大学東京大学院 経営学研究科 教授
*首都大学東京大学院ビジネススクール学生による調査研究の成果報告
〇参加費・申込等
入場無料、要事前申込、先着100名(以下のURLからお申し込みください。)
https://forms.gle/mdGWQZyAKAvDAUCM7
〇主な対象
*公的機関と民間や非営利組織における場のデザインに関心のある方
*デザイン思考の実践に関心のある方
〇主 催
首都大学東京大学院 経営学研究科経営学専攻経営学プログラム
2019年度公共経営アクションリサーチ 「デザイン思考で捉えなおす公共の“場(ば)”」 について
今年度の公共経営アクションリサーチは、まずデザイン思考*のワークショップを1泊2日で行い、公共の場に関する隠されたニーズ、問題の所在を明らかにし、場やメディアのデザインに関するアイディア創出を行いました。ワークショップで得られた問題意識や仮説は、現場の実態調査や文献調査等で裏付け、さらなる深耕を図りました。
(*デザイン思考:新しい製品やサービス、しくみを創出するプロセスと考え方。ユーザーへの共感から問題定義を行い、アイディアを発想し、簡易な試作でテストを繰り返す。)
プログラム 詳細
18:30 開場
19:00 開会
司会:竹田 陽子 首都大学東京大学院 経営学研究科 教授
19:00 主催者挨拶
高尾 義明 首都大学東京大学院 経営学研究科 教授 経営学プログラムディレクター
19:10 パネルディスカッション
「大学の教育研究の場におけるデザイン思考 〜ビジネス、工学、芸術系大学の実践から〜」
齊藤 滋規 東京工業大学 環境・社会理工学院 教授
八木澤 優記 東京芸術大学 デザイン科、東京工業大学 環境・社会理工学院 非常勤講師
竹田 陽子 首都大学東京大学院 経営学研究科 教授
20:10 首都大学東京大学院ビジネススクール学生による調査研究の成果報告(2グループ)
進行:中山 厚穂 首都大学東京大学院 経営学研究科 准教授
21:00 閉会
首都大学東京大学院ビジネススクールについて
首都大学東京大学院ビジネススクール(経営学研究科経営学専攻経営学プログラム)は、2003年の設置以来、充実した教授陣とプログラムで徹底した少人数教育を行い、多くのビジネスリーダーや起業家を養成してきました。丸の内サテライトキャンパス(丸の内永楽ビルディング18階)において、社会人が通学しやすい平日の夜間と土曜日を中心に授業を行っています。
詳しい情報は大学のウェブサイト(https://www.biz.tmu.ac.jp/gs/)をご覧ください。
なお、首都大学東京は、2020年4月1日に大学名称を東京都立大学に変更する予定です。
公共経営アクションリサーチについて
公共経営アクションリサーチは、企業経営の知見を公共セクターのマネジメントに応用するプログラムであり、ビジネススクールの履修者がグループごとにフィールドワークを中心とした調査研究を行います。以前は首都大学東京大学院経営学研究科経営学専攻の「公共経営の人材育成プログラム」に位置付けられており、2007年度の文部科学省「大学院教育改革支援プログラム」に採択され、3年間の財政支援を受けました。現在は「東京都と連携した高度専門人材の育成」のため、大学独自の事業として継続されています。これまでに取り上げたテーマは「デザイン思考で再構築するパブリック・リレーション」「超少子高齢化社会における組織間コラボレーション」「防災と復興のマネジメント」、「オリンピック・パラリンピックとスポーツマネジメント」など多岐に渡ります。