2017年10月27日、南大沢キャンパスにおいて、「都市外交人材育成基金 年次総会2017」が開催されました。
昨年に続き、今回で2回目となる本会は旧アジア人材育成基金及び都市外交人材育成基金により受け入れた留学生(在学生・修了生)が一堂に会する場となり、指導教員や大学・都の職員も含めた交流の場となりました。
在学生、修了生からのプレゼンテーションでは研究内容、学生生活のことや、修了後の活動等についての報告が行われました。また、学内のレストランで行われたネットワーキング・レセプションでは、在学生による研究内容をまとめたポスターの展示や研究分野ごとに色分けされたネームプレートを付けることで参加者間の交流が一層深められました。
本会を通じて、基金事業の趣旨・目的を改めて確認することができ、留学生と本学及び東京都との繋がりをより一層深めることができました。
【都市外交人材育成基金とは】
東京都が東京と世界各都市との発展に向け、その相互の交流及び協力を担う人材の育成に資する施策を推進するため、2015年に設立した基金です。本学ではこれまでにも「アジア人材育成基金」事業として、アジアより優秀な博士後期課程学生を受け入れ、都市共通の課題解決に資する高度な教育を提供し、東京と未来の架け橋となる知日派人材を育成してきました。都市外交人材育成基金外国人留学生受入事業では、この基本的なコンセプトを受け継ぎ、姉妹友好都市などを中心に受入対象地域や対象課程を拡大させ、海外都市との相互協力、交流の拡大を進め、都民生活の質の向上や世界の都市の発展に役立つ都市外交を展開していく上で架け橋となる人材を育成しています。
参考URL:(日本語) http://www.thrf.ic.tmu.ac.jp/
(英 語) http://www.thrf.ic.tmu.ac.jp/en/
海外から参加した修了生を含め、総勢115名が一堂に会しました