首都大学東京の開学から10年余りが経過しましたが、その間、情報社会の急速な発展や少子高齢化、大規模災害リスクの増大など、社会を取り巻く環境は大きく変化し、高度化・複雑化した新たな課題を生み出しています。こうした状況の中、大学にはこれまで以上に高度な教育研究資源を結集し、課題解決に資する教育・研究を行うことが求められています。
そのため、本学が有する教育研究資源の集約及び先端分野の強化を図り、新たな時代要請に応える組織体制に再編成することとしましたのでお知らせします(詳細は、別紙(306KB)を参照ください)。
再編のポイント
工学分野の再編・統合
急速な技術革新に応じ、システムデザイン学部に基礎から応用・総合的な分野を統合・再編します。
都市環境学部に2学科を新設
都市政策科学科新設(高度化する都市課題への対応強化)
観光科学科新設(「観光を科学する」教育研究を実施)
都市教養学部を4学部に再編
教育研究の内容などが、より明確に伝わるよう4学部に再編成します。
大学院を再編
新たな学部構成にあわせ、大学院を7研究科に再編成するとともに、分野横断プログラムを導入します。
新たな学科などについての紹介
都市環境学部
都市政策科学科
都市づくりの政策力を養い、高度化する都市の課題への対応力を強化
都市づくりの政策力を養い、高度化する都市の課題への対応力を強化
観光科学科
「観光を科学する」ことを目指し、観光を通じて、地域の魅力や価値を高める地域づくりを推進する教育研究を実施
「観光を科学する」ことを目指し、観光を通じて、地域の魅力や価値を高める地域づくりを推進する教育研究を実施
システムデザイン学部
情報科学科
ビッグデータ時代の到来、AIの急速な進展などの新しい情報技術に対応
ビッグデータ時代の到来、AIの急速な進展などの新しい情報技術に対応
電子情報システム工学科
社会と産業の発展に寄与する情報関連技術を幅広い学問として捉える
社会と産業の発展に寄与する情報関連技術を幅広い学問として捉える
機械システム工学科
生命科学を機械工学に取り入れ医学と工学が連携した生体機械等を学ぶ
生命科学を機械工学に取り入れ医学と工学が連携した生体機械等を学ぶ