小林 法一教授(人間健康科学研究科)が、厚生労働省平成28年度老人保健健康増進等事業(老人保健事業推進費等補助金)に平成28年5月31日付で採択されました。
■事業名
介護予防・日常生活総合支援事業における効果的なIADL改善プログラムの開発に関する研究
■事業概要
平成27年度の介護保険制度の改正に伴い、要支援者に対する予防給付の内容が変化したことを受けて、将来介護が必要となる可能性を有している要支援者において、特に低下しやすいIADLに対する効果的な介入手法の開発が求められている。また、移行が開始されている介護予防・日常生活総合支援事業では、地域における介護予防の取組を機能強化するためにリハビリテーション専門職の積極的関与が期待されている。しかし現状は体操教室の立ち上げなどでの関与が散見される程度である。更なる推進を図るには、効果的な関与の仕方を分析検討し、多職種の相互理解と連携を図る手引きにもなりうる、介護予防プログラムの開発と実践的なマニュアルの整備が必要である。
本研究事業では、主に以下の調査、観察調査研究を実施しIADL改善プログラムのマニュアルを作成する。
事業概要については、「平成28年度老人保健健康増進等事業採択について(148KB)」をご覧ください。