Profile

髙橋 理玖
システムデザイン学部電子情報システム工学科電気通信システムコース 4年
山手学院高等学校 出身
Q1.都立大を選んだ理由、また在籍学科・コースを志望した動機や理由を教えてください。
都立大であれば、自分の求める知識が得られると考えたためです。
電子レンジや冷蔵庫からPC・スマートフォンまで、日常生活で私たちが利用している機器類は多岐にわたります。これらの使い方は知っているけれど、どのように動作しているのかはわからないものが多いということに気付いたとき、私は悔しさのような感情を抱きました。そこで、ソフト・ハード双方についての学修ができる都立大に進むことを決めました。
Q2.所属する学科の専門教育科目のうち、おすすめの授業を教えてください。
現代制御理論
機械を含む各種システムはその制御のために、「状態方程式」を用いて入力と出力の関係を求めます。入力と出力の関係とは、例えば車のハンドルをこのくらい切ったなら(=入力)、車体の進行方向はどれくらい変わるか(=出力)、ということです。授業ではこの「状態方程式」の立式と、その解の求め方を学修します。「状態方程式」の役割やそれによって得られる恩恵・価値の説明から、その実践的な有効性、汎用性までを学ぶことができます。
最終的に、自分の手を動かしながら一般解の導出までを行うことによって「自らのものとした」という納得と実感を持って学修を進めることができます。また、担当の先生の講義にはとても熱が入っており、学生にとっても非常にありがたい環境です。
Q3.将来の夢や目標を教えてください。
私は現在、パワーエレクトロニクス分野の研究室に所属しています。無線給電とエネルギー利用の高効率化に興味を持っており、大学院に進学してそれらに関する研究を行いたいと考えています。
パワーエレクトロニクスの技術は今や幅広い機器に用いられているため、興味の対象である分野で自分なりの発見をすることで社会に貢献することができたなら、この上ない喜びと考えています。
- 登場する人物の在籍年次や所属、活動内容等は、取材時(2024年)のものです。