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未来社会の基盤を創り出すための知識を修得

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システムデザイン学部 機械システム工学科 知能機械コース 4年
鹿児島県立鹿屋高等学校 出身

Q1.都立大を選んだ理由、また在籍学科・コースを志望した動機や理由を教えてください。

私が東京都立大学を選んだ理由の一つは、その学問の幅広さと独自性にあります。都立大の教育環境は、自由な発想を養い、創造力を育むことに重きを置いており、私自身が追求したいと考えていた学問の姿勢と一致していました。

私が「機械システム工学科知能機械コース」を選んだのは、未来社会の基盤を創り出すための知識を修得したいという強い動機からです。知能機械コースでは、ロボット技術やAIなど、現代社会における重要なテクノロジーの基盤となる機械システムについて学ぶことができます。

私自身、社会が直面する問題解決に貢献したいという意志を持っており、そのためには技術の進歩と先端技術の理解が必要だと認識しています。また、人間と機械が共存する未来社会を実現するためには、技術だけでなく、それが人間の生活にどのように適用され、社会にどのような影響を及ぼすかという視点も必要と感じています。このコースは、その両面をバランス良く教えてくれる場所であると考え、選びました。

Q2.所属する学科の専門教育科目のうち、おすすめの授業を教えてください。

組込みシステム

この授業では、組込みシステムの基礎から応用までを網羅的に学びます。授業の最大の魅力は、理論と実践が密接に連携しているところです。学生はまず基礎的な組込みシステムの知識や理論を学びますが、その後自分たちでシステムを構築し、学んだ理論を具体的な形で体現します。この過程を通じて、組込みシステムの知識だけでなく、問題解決能力や創造力も育てられます。

また、最後の講義で自作のシステムを披露するという部分も魅力的です。ここでは、自分たちの技術やアイデアが具体的な形になり、人々に認識される瞬間を体験します。自己達成感とともに、公の場での発表経験を得られる大きな機会となります。

Q3.将来の夢や目標を教えてください。

「自身が開発したオープンソースのフレームワークが世界中の開発者に広く使われる」ということが、将来の夢です。

この夢を実現するためには、まず深い専門知識とスキルを身に付ける必要があります。既存のオープンソースのプロジェクトに参加し、開発者コミュニティとの繋がりを深めることも重要です。そこで培った経験とネットワークが、自ら開発したフレームワークが広く受け入れられるための基盤となります。新しいフレームワークを開発するためには、技術のトレンドを常に追いかけ、新たな問題解決の方法を学び続けることが求められます。

最終的には、自身が開発したフレームワークが、世界中のソフトウェア開発に影響を与え、より良い技術の発展に寄与することを目標としています。

  • 登場する人物の在籍年次や所属、活動内容等は、取材時(2023年)のものです。