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計算速度の高速化を、電磁波から人体防護を考える際の評価に発展させたい

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都市教養学部 都市教養学科
理工学系 電気電子工学コース 4年
群馬県立 桐生高等学校 出身

Q1.都立大を選んだ理由、また在籍学科・コースを志望した動機や理由を教えてください。

都立大は公立大学ですので、授業料など学費の面で負担が少ないことが魅力でした。電気電子工学分野の技術は、身の回りにある家庭でも身近な機器から、研究に用いられる最先端の機器にまで使われており、電気電子工学コースで学ぶことで、将来の選択肢が広がると考えました。

Q2.いま学んでいる授業について、教えてください。

電磁環境工学研究室

超並列化による大規模な電磁波のシミュレーションの高速化を研究しています。4年生になって研究を本格的に始めるにあたり、電気電子工学分野で扱う電磁気学、電磁波工学や電子物性、それらの計算に必要な数学など1~3年次に学んだ基礎が重要であることを実感しています。研究室では、進捗状況を担当教員の先生に報告する機会がありますが、質問されることも少なくなく、自身が行っている研究の原理をきちんと理解することの重要性にも気づきました。

Q3.将来の夢や目標を教えてください。

現在の研究は、並列化による計算速度の高速化をめざしていますが、他の分野に活かせるようにしたいと思っています。具体的には、先進的なモバイル無線通信技術に使用される電磁波からの人体防護を考える上で必要なばく露評価の際、計算時間の短縮になるよう計算手法を考えています。

  • 登場する人物の在籍年次や所属、活動内容等は、取材時(2017年)のものです。