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魅力的な学習スタイルで、発生の仕組みを学ぶ

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理学部 生命科学科 2年
東京都立 西高等学校 出身

Q1.都立大を選んだ理由、また在籍学科・コースを志望した動機や理由を教えてください。

高校の生物の授業で、「生命ってこんなに神秘的で不思議なんだ!」「生命現象が実はこんなところに活用されているんだ!」など、様々な発見がありました。「生命」に興味を持ち、大学でさらに深く生物を学びたいと考えて、都内で生物について学べる大学を探していたところ、高校の先生に「指導に熱心な先生方がたくさんいるよ」と都立大を紹介してもらったのがきっかけです。学部生のうちから、英語のみで生物学の授業を受講できることも魅力的だったので、都立大を志望しました。

Q2. 今、学んでいる授業について、教えてください。

発生生物学概論

たった一つの細胞である受精卵から、ヒトのような個体ができるまでの過程(=発生)の基礎について学びました。受精卵から、どのようにしてたくさんの種類の細胞・組織・器官がつくられるのか、丸い形の受精卵からどうやって前後や背腹・左右が決定するのか、そこにどんな原理が存在するのか、などについて学習しました。一つの細胞から複雑な体がつくられる神秘性・原理を学ぶところに面白さを感じます。また、講義を受動的に受けるのではなく、グループワークや発表・質問がメインの、自分たちで授業をつくるスタイルが魅力的な授業でした。

このような発生生物学の知識に加えて、専門書の内容をどう解釈すべきか、相手にどうやったらわかりやすく伝わるのか、自分が研究者だとしたらどういう実験を行うかなど、今後研究をする上でも重要な問いに対して自分なりの答えを見つけ出す力を身につけることができました。

Q3.将来の夢や目標を教えてください。

大学の授業を通して、未知の領域について研究することや自分だけの分野を持つことに憧れを抱きはじめたので、現時点では大学院に進学したいと考えています。3年生になると本格的な実習・実験が始まるので、様々な授業で先生や学生と関わり、進学したい分野を明確にすることが現在の目標です。

  • 登場する人物の在籍年次や所属、活動内容等は、取材時(2021年)のものです。