Profile
北村 和樹
理学部 物理学科 4年
東京学芸大学附属高等学校 出身
Q1.都立大を選んだ理由、また在籍学科・コースを志望した動機や理由を教えてください。
大学案内を見た時に、物理の研究室のジャンルが物性関係から素粒子や宇宙関係まで幅広く、卒研配属時の選択肢がたくさんあると知って、興味を持ちました。実際に南大沢キャンパスを見学してみると、都内とは思えないほど自然が豊かで驚きました。昆虫なども多そうで、虫好きとして通い詰めたい! と感じたのも理由の一つです。私は小さい頃から何かに興味を持つとその対象物の従う規則を自分なりに調べたがる性格で、自然の法則を研究する物理学が自身に向いていると考えて当学科を選択しました。
Q2. 今、学んでいる授業について、教えてください。
物理学特別研究Ⅱ
主に自身が学ぶこととして、「新物理法則解明を目指すBelle Ⅱ実験で使用中のSuperKEKB加速器(電子・陽電子衝突型加速器)に見られるビームロス現象を『観る』モニター開発」を選びました。先生方に研究テーマを貰ったり、先輩たちから様々な指導や助けをいただいたりすることもありますし、研究が全て上手くいくわけではありませんが、「とりあえずデータが測れているが何かもっと良い方法はないだろうか」「得られた結果の正しさをどうしたら確かめられるか」など、たくさん時間を使って自由に考えたり工夫したりできるため、やり甲斐を感じています。
Q3.将来の夢や目標を教えてください。
まずは現在進めているロスモニター開発の研究を、大学院に進学して続けるつもりです。そして、これからも研究で培うであろう様々な知識や経験を活かして、オリジナルのSFストーリーを執筆してみたいとも思っています。
- 登場する人物の在籍年次や所属、活動内容等は、取材時(2021年)のものです。