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聴覚と空間認識の関連性とそれが行動に与える影響について探求したい

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都市教養学部 都市教養学科
人文・社会系 心理学・教育学コース 3年
東京都立 小松川高等学校 出身

Q1.都立大を選んだ理由、また在籍学科・コースを志望した動機や理由を教えてください。

人文・社会系では1年次に特定のコースに所属しないため、1年間、じっくりと講義を受けた上で、自分が本当に興味のある分野は何なのかを考えて進路を決められることに魅力を感じました。実際、高校時代から興味があり、1年次で履修して面白い学問だなと感じて心理学コースへ進みました。

Q2.いま学んでいる授業について、教えてください。

実験心理学演習

4年次に履修する専門科目や卒業論文で必要になることから、心理学における測定法と実験法を学びました。左右が反転して見える眼鏡を使った実験では、それをかけた途端に文字すら書けなくなることを体験したことで、書くという行為と視覚の関連性を考察できました。測定や実験の技術が身に付いたのはもちろん、論文を読んだ後に測定や実験を行うため、理論に対する理解も深まりました。聴覚と空間認識の関連性や、それらが行動へ与える影響について興味が湧き、卒業論文としてまとめたいと考えています。途中、壁に突き当たるかもしれませんが、その時は、演習で学んだことを思い出して、さまざまな角度から対象に迫まることで突破口を見いだしたいと思っています。

Q3.将来の夢や目標を教えてください。

実験心理学演習で学んだことを生かしながら、「音を聞いた時、その音が空間のどの位置にあると感じているか」「その感覚が行動にどのような影響を与えるか」という関心を探求し、新しい知見を得たいと考えています。

  • 登場する人物の在籍年次や所属、活動内容等は、取材時(2019年)のものです。