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実践的な授業で、技術と人間性に優れた技師に

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健康福祉学部 放射線学科 3年
埼玉県立川口北高等学校 出身

Q1.都立大を選んだ理由、また在籍学科・コースを志望した動機や理由を教えてください。

自宅から通える距離にあったことと、最新の医療機器による実践的な教育が行われていることに魅力を感じ、都立大を選びました。また、大学院の進学率が高く、高度医療機関への就職実績も高いことも私のキャリア形成に大きな後押しになると感じました。

放射線学科を選んだ理由は、診療放射線技師になるという将来の夢を実現するためです。

Q2.所属する学科の専門教育科目のうち、おすすめの授業を教えてください。

X線撮影技術学実習Ⅱ

この授業は座学で学んだ内容を深く理解する目的で、X線撮影およびX線透視に必要な基礎的事項を実習します。

実際に患者役と放射線技師役の両者の立場で実習をするので、技師役の際に感じなかったことを患者役で実感できます。これにより患者の立場になって物事を考えることができるようになり、多様化社会の現代に適した医療を提供する医療人になれると思います。

また、この授業のほかにも、都立大の実習ではMRIや眼底カメラ、超音波装置などを実際に使用して実務に近い経験を味わうことができます。患者・技師両者の視点を得ることで、単に診療放射線技師になるだけでなく、各患者の状態に対応できる幅広い知識を得られ、より高いレベルで技術を磨くことができます。

Q3.将来の夢や目標を教えてください。

放射線に関する幅広い知識、応用力、コミュニケーション能力を兼ね備えた人間性豊かな診療放射線技師になりたいです。

この夢を持ったきっかけは、中学2年の体育祭で大きなけがをしたことです。それまで感じたことのない大きな痛みに、私はレントゲン撮影の際、混乱状態になってしまいました。しかし、放射線技師の優しい声掛けや励ましのおかげで、安心して撮影を終えることができました。

また、放射線技師が患者さんと積極的にコミュニケーションを取りながら適切に仕事をしている姿を見て「私も誰かの支えになりたい」「思いやりの気持ちを持ち、医療を通じて社会に貢献したい」と感じました。都立大での学びを活かし、優れた技術と人間性を持った診療放射線技師になれるよう努力を続けていきたいです。

  • 登場する人物の在籍年次や所属、活動内容等は、取材時(2024年)のものです。