2025年11月20日、人間健康科学研究科看護科学域の髙嶋希世子准教授が、日本小児がん看護学会研究奨励賞を受賞しました。
日本小児がん看護学会は、小児がん看護に携わる看護師、研究者の参加する学術組織です。日本小児がん看護学会研究奨励賞は、日本小児がん看護学会研究奨励賞は、過去3年分の学会誌「日本小児がん看護」に掲載された論文から、毎年、選考委員会による審査と理事会での承認を経て決定されるものです。
■受賞内容
「思春期がん患者への予後に関する対話における看護実践のプロセス」 日本小児がん看護,19(1):18-27
終末期にある思春期がん患者に予後を伝える、又は伝えないに関わる看護実践にプロセスを明らかにしました。このままで良いのかというモヤモヤが動機となり、親も医療者も患者を支える覚悟ができている場合に、看護師は予後に関する対話を行えていました。
■受賞にあたってのコメント
このような素晴らしい賞をいただき光栄です。選考に関わってくださった先生方、
また、論文掲載にあたり査読をいただきました先生方に感謝いたします。
そして、研究の動機を私にくれたお子さん達にも感謝申し上げます。
看護師として勤務していた当時は、終末期にある思春期のお子さんへの看護実践に多くの後悔がありました。
真意をうまく掴めず、限られた時間のなかで、お子さんの最善を整えられませんでした。
しかし、本論文を読んだ方の看護実践のヒントになり、
終末期にある思春期のお子さんを取り巻く環境が少しでも良いものになれば、
私が出会ったお子さん達も喜んでくれるのではないかと、勝手ながら思っております。
次に、研究にご協力いただき、日々の実践や悩みをお話いただいた看護師の皆様にも感謝申し上げます。
お1人お1人の素晴らしい実践を漏らすことなく、まとめるよう本研究では工夫しました。
皆様との出会いに感謝申し上げます。
最後に、本研究の実施にあたり、支えてくださった上司や同僚、そして家族にも感謝を申し上げます。
この受賞を励みに、今後も研究活動を進め、
小児がんのお子さんと家族にとってのより良い環境を整えるよう尽力いたします。

