理学研究科生命科学専攻博士後期課程2年次の沓掛丈さんが、未来の博士フェス2025 ショートプレゼンテーションの登壇者に選ばれました。今年で3回目となる未来の博士フェス2025は、文部科学省が主催、科学技術振興機構(JST)が共催となって開催されるもので、アカデミアだけでなく企業や官公庁と協力して、博士後期課程学生を応援するものです。当該ショートプレゼンは当日YouTubeで配信されるもので、全国のSPRING生及びBOOST生約1万人の中から大学で推薦し、選ばれました。
■発表内容
ムカデではない生物、コムカデ。わずか7種とされた日本のコムカデは、技術的障壁により多様性が過小評価されている可能性があった。様々な手法を開発しながら研究を進めたことにより、世界で初めてコムカデの種区分解析が実施された。結果、日本に新記録の属を含む124種以上の生息が推定され、一部の種には未知の跳躍的な分布範囲が発見された。現在は日本国内で調査範囲を広げながら、コムカデの種多様性の把握と分布決定要因の解明に向け、研究が進められている。
■発表者のコメント
登壇学生に選ばれ、とても光栄です。推薦くださった博士人材支援室の方に深く感謝します。コムカデというマイナーな研究対象を扱いながら選出いただけたのは、市民科学としてご協力くださった皆様や、多くの機会を与えてくださった共同研究者のおかげです。皆様の支えによって面白く効果的な方法で興味深い現象に迫ることができました。すでに都立大はとても明るいですが、今後の日本の博士人材を取り巻く環境がより一層明るくなるよう、研究の魅力をしっかり発表してきます!!