キービジュアル

都市環境科学研究科建築学域の仲 俊治准教授が、2025年日本建築学会作品選奨を受賞しました!

都市環境科学研究科建築学域の仲 俊治准教授が、2025年日本建築学会作品選奨を受賞しました!

一般社団法人  日本建築学会は、会員相互の協力によって,建築に関する学術・技術・芸術の進歩発達をはかることを目的とする学術団体です。1886年(明治19年)に創立されて以来今日にいたるまで,わが国建築界においてつねに主導的な役割をはたしてきました。
日本建築学会作品選奨は、その年の作品選集に掲載された作品であって、学術・技術・芸術の総合的視点からみて、特に優れたものを表彰する賞です。

(関連リンク:一般社団法人 日本建築学会

■受賞内容

受賞作品名 富山県創業支援センター/創業・移住促進住宅 SCOP TOYAMA(372KB)
起業家や移住者を呼び込むための拠点施設である。築50年の旧県職員住宅3棟を改修・増築し、オフィス、チャレンジショップ、住居からなる「職住融合の生活環境」を創出した。既存の団地が持つ縦割り構造を「縦糸」とみなし、そこに横断的な空間を「横糸」として重ね、出会いや交流の場所を編み込んだ。事業の発端が高校生の提案であったことから、高校生とのワークショップにも取り組み、カフェのデザインと実装を行なった。

image-1

■受賞にあたってのコメント

団地のコンバージョン(用途変更を含むリノベーション)は難易度が高いものですが、建築をつくることが、物理的な創造はもちろん、文化や伝統の再認識につなげ、地域社会の再生に寄与できることを示せたと思っています。
関係者の皆さまのご理解とご支援に感謝申し上げます。

■関連リンク

一般社団法人 日本建築学会受賞ページ