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人間健康科学研究科 放射線科学域の大平新吾助教が、公益財団法人日本放射線技術学会研究技術奨励賞 撮影分野 (CT)を受賞しました!

人間健康科学研究科 放射線科学域の大平新吾助教が、公益財団法人日本放射線技術学会研究技術奨励賞 撮影分野 (CT)を受賞しました!
公益財団法人日本放射線技術学会は、放射線技術学に関する研究発表、知識の交換ならびに関連団体との連絡提携を図り、学術の進歩発展に寄与することを目的としています。研究技術奨励賞は、学会が発行する日本放射線技術学会雑誌(和文)とRadiological Physics and Technology (英文)の中から、優れた論文を表彰するものです。
(関連リンク:公益財団法人日本放射線技術学会 諸規約・諸規程

■受賞内容

Radiological Physics and Technology (Electronic ISSN; 1865-0341, Print ISSN; 1865-0333) Vol 17 No. 2 に掲載された「Variation in Hounsfield unit calculated using dual-energy computed tomography: comparison of dual-layer, dual-source, and fast kilovoltage switching technique」について受賞しました。
現在の医療にはCT画像が不可欠であり、最新のDual-energy CT (DECT)は微小な腫瘍の発見や正確な病気の診断精度を向上できると期待されています。本研究では多施設間において、DECTのCT値の測定精度を調査しました。使用する装置や測定条件によってその精度は異なり、臨床で信頼できる測定値を得るための有用なデータとなることが評価されました。

■受賞にあたってのコメント

学会での研究表彰は数百字の抄録や数分の研究発表を評価されることが多いです。今回の受賞は、専門家の査読を通して掲載された発表論文の中から選ばれました。自身にとってとても感慨深く、賞に恥じぬようより一層の研究活動に取り組んでまいります。東京都立大学健康福祉学部放射線学科には充実した教育・研究環境が用意されています。高校生や社会人の皆様に学部・大学院へのご進学いただき、研究をご一緒できるとうれしく思います。

■関連リンク

公益財団法人日本放射線技術学会