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理学研究科生命科学専攻 大崎晴菜特別研究員が日本生態学会全国大会賞(英語口頭発表賞)を受賞しました!

3月16日から21日に横浜国立大学で開催された第71回日本生態学会大会にて理学研究科生命科学専攻の大崎晴菜学術振興会特別研究員PDが日本生態学会全国大会賞(英語口頭発表賞) を受賞しました。

大崎 特別研究員は、植物同士の相互作用が植物の化学的特性を変化させる結果として、植物を食べる動物の行動や生態にどのような変化を及ぼすのかについて野外調査、実験、数理的理論の融合的アプローチによって研究を行っています。

受賞した発表タイトルと共著者

「The aggregation of herbivorous insects as a response to chemical landscapes formed through plant community structure」

大崎晴菜 特別研究員(理学研究科生命科学専攻)、山尾僚 教授(京都大学)、立木佑弥 助教(理学部生命科学科)

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▲左から共著者の山尾僚 教授、大崎晴菜 特別研究員、立木佑弥 助教
日本生態学会全国大会賞(英語口頭発表賞)

「日本生態学会全国大会賞(英語口頭発表賞)」は、日本生態学会における英語を用いた科学コミュニケーションを奨励するため、全国大会において英語を用いた優れた口頭発表を行った若手会員に贈呈されます。

一般社団法人日本生態学会ホームページより抜粋

受賞者のコメント

この度、日本生態学会から日本生態学会全国大会賞(英語口頭発表賞)を授与いただき、大変光栄に思います。本研究では、草本植物の空間的な配置に応じて草食性動物の化学物質に対する好みの進化と集中的な分布が決定されることを明らかにしました。今回の研究で、初めて数理学的手法を用いた研究アプローチを行いました。日本生態学会にて認めていただけたことはとても励みになります。ご助言いただきました、前指導教員の山尾僚先生と現在の受け入れ教員の立木佑弥先生に心から感謝いたします。今後も、研究活動に精進して参ります。(大崎晴菜 特別研究員)

関連リンク

一般社団法人日本生態学会