NHKの連続テレビ小説「らんまん」で話題のムジナモが自生する埼玉県羽生市。
ムジナモは1890年に牧野富太郎博士が発見、命名しました。
羽生市の宝蔵寺沼ムジナモ自生地は国指定天然記念物となっており、市、市民の皆さまが協力して保全活動を行っています。
2023年8月18日、河田晃明羽生市長が東京都立大学を訪れ、ムジナモ(生体)を寄贈してくださいました。
左から村上哲明教授、寄贈されたムジナモを手にする大橋隆哉学長、河田晃明羽生市長、秋本文子羽生市教育委員会教育長
2023年5月13日に羽生市の産業文化ホールで開かれ、大盛況であったムジナモ講演会に村上教授が登壇したご縁で、この度、河田羽生市長や羽生市教育委員会の秋本文子教育長が牧野標本館を来訪されました。
村上教授の案内のもと、約50万点の標本を保管する牧野標本館標本庫(一般非公開)や9月30日まで開催している企画展「日本の植物分類学の父」~牧野富太郎が遺したもの~を見学されました。
いただいたムジナモの一部は、さっそく企画展で展示しています。NHKの連続テレビ小説「らんまん」の影響もあって、ムジナモは来場者の皆さまに大人気です。
関連情報
【7/15~9/30】牧野標本館 企画展 ~「日本の植物分類学の父」牧野富太郎が遺したもの~開催
【企画展詳細】~「日本の植物分類学の父」牧野富太郎が遺したもの~(3.6MB)
【報道発表】 NHK連続テレビ小説「らんまん」主人公のモデル 牧野富太郎が収集したホンモノの植物標本を展示